内容説明
初期のバレリーナはどんな衣裳を着ていた?仮面をつけて踊るのはなぜ?踊ると投獄される「禁じられた舞踊」とは?本書は、このほかいろいろな疑問に答える博物図鑑です。舞踊の魅力を美しいカラー写真であますところなく紹介します。インド寺院の伝統舞踊からブラジルのカーニバルのサンバまで、取り上げる舞踊は古今東西を問いません。ニジンスキーやパヴロワ、フレッド・アステアといった大スターも登場します。さらに、踊り手たちが身につける衣裳のつくりや化粧の仕方、さまざまな舞台装置、裏方の仕事など、日頃は見られないところまで明らかにしていきます。
目次
舞踊とは何か?
舞踊を習う
バレエの練習
舞踊の伴奏
リズムと間
主題とメッセージ
舞踊と物語
美しさと力強さ
履きもの
化粧〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
春ドーナツ
9
図書館の児童書コーナーで発見したもの。棚から抜いて、手のひらで重さを確かめ、パラパラしたとき、私は幸せでした。すっかり忘れていたのですが、幼少期の私は「図鑑」が大好きだったのです。本と言えば図鑑。高額なのであまり買ってもらえませんでしたが、今でも本棚の片隅に4冊、埃を被って現存しています(昆虫、生きものの観察と飼育、魚貝、植物)。***執筆者のアンドレーさんは、歌舞伎と能もダンスとして紹介されていますが、形式を重んじた演劇と認識していたので目からウロコです。今度は「魔女と魔術」を読んでみたいな。2017/08/30