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精神障害者の地域生活支援―統合的生活モデルとコミュニティソーシャルワーク

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  • サイズ A5判/ページ数 304p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784805820810
  • NDC分類 369.28
  • Cコード C3047

内容説明

本書は、1995年以降の精神保健福祉法時代という現在に焦点を合わせている。この時代が「精神障害者の地域生活支援」にとってパラダイム転換期であるという認識からその主要な課題を論考した。

目次

研究の主題と研究方法
第1部 基本的視座と概念的枠組み(指導的理念としてのエンパワーメント;精神医療と社会福祉;精神医学ソーシャルワーカーの位置と基本枠組み)
第2部 地域生活支援システムの成立要件(精神病院における「社会的入院患者」の退院促進プログラムの開発―1997年「全国病院家族会会員ニード調査」結果を中心に;地域ネットワーク;オルタナティブサービス)
第3部 事例研究(精神障害者のエンパワーメントに関する実証的研究―精神障害者の聞き取り調査を通して;地域ネットワークの実際―世田谷区烏山地域での精神障害者地域生活支援を中心に;沖縄県における精神保健福祉の形成と発展)
地域生活支援システムの近未来

著者等紹介

田中英樹[タナカヒデキ]
1948年北海道網走市生まれ。2000年日本社会事業大学大学院博士後期課程卒業。1972~1999年川崎市リハビリテーション医療センター、川崎市幸保健所、宮前保健所にPSWとして勤務を経て、1999年4月より佐賀大学文化教育学部人間環境課程健康福祉・スポーツ選修助教授。博士(社会福祉学)、精神保健福祉士。全国精神保健福祉相談員会相談役、全家連保健福祉研究所研究同人、精神保健ジャーナル『ゆうゆう』編集委員、NPO法人日本地域福祉研究所副理事長、日本精神障害者リハビリテーション学会常任理事、日本デイケア学会編集参与などを兼務。専門分野は、地域福祉、ソーシャルワーク、精神障害者福祉
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kotte

17
著者が日本社会事業大学に提出した博士論文がベースになった本です。15年以上前の本で考え方が若干古くなっているように感じますが、今でも精神障害者の地域生活支援を勉強する際には参考図書として推奨されている本です。事例研究は世田谷と沖縄という地理的条件と文化が大きく異なる場所を選んでおり、その違いに興味をひかれました。2017/06/11

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