内容説明
ただ看護するものの心が、病む人の心と通じ、これを支えるというだけでは専門職のアートとは言えない。アートは感性を重んじならがも、一つのシステムをもって論理的にアプローチされなければならない。
目次
患者の持つ問題をとくナースのアプローチ
POS(看護記録の問題とその解決;医師・ナース参与のPOS回診;POSの目指すもの)
これからの看護婦の役割(これからの医療と看護婦の役割;インタビューによる患者の問題の整理;『看護過程』を考えるにあたって;ベッドサイド・ティーチングの意義とその実践;1980年代の医療と看護のかかわり合い;いまナースに求めらる『臨床能力』とは;看護する者に必要な医学の理解と医学から看護に期待するもの)