中央大学学術図書<br> クレチアン・ド・トロワ研究序説―修辞学的研究から神話学的研究へ

個数:
  • ポイントキャンペーン

中央大学学術図書
クレチアン・ド・トロワ研究序説―修辞学的研究から神話学的研究へ

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 432p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784805751480
  • NDC分類 951
  • Cコード C3098

内容説明

本書の大きな功績は、12世紀の物語作家たち、とりわけクレチアン・ド・トロワにとって1次資料として使われたテクストの神話的背景を探り、中世の心性(メンタリティー)と想像世界(イマジネール)との関わりで「イロニー」の問題を提起しているところにある。

目次

第1部 西欧中世文学研究と「イロニー」―修辞学的研究から神話学的研究へ(クレチアン・ド・トロワ研究における「イロニー」研究の位置;中世仏文学に見る「イロニー」研究の現況;神話学的読解へ向けて)
第2部 「イロニー的文体」―クレチアン・ド・トロワの物語の修辞学的分析(『聖杯の物語』における「対位法」の問題―「構造のイロニー」をめぐって;『クリジェス』に見る「構造のイロニー」―2世代並置による2部構成の戦略;『クリジェス』に見る「言葉のイロニー」と「状況のイロニー」―クリジェスの叔父アリスが占める「幻影」の極 ほか)
第3部 「イロニーとしての神話」―クレチアン・ド・トロワの物語の神話学的分析(「諺」の神話学―クレチアン・ド・トロワの物語に現れる諺研究の現況;アーサー王物語における固有名の神話学―ペルスヴァルの名をめぐって;神話学的読解の鍵としての「暦」と「固有名」―『クリジェス』に現れる「越えられない壁」の挿話をめぐって ほか)

著者等紹介

渡辺浩司[ワタナベコウジ]
1964年岐阜県岐阜市生まれ。1987年名古屋大学文学部卒業。1990年名古屋大学大学院文学研究科博士課程前期課程修了。1993年グルノーブル第3大学大学院でD.E.A.(博士課程高等研究免状)取得。1994年名古屋大学大学院文学研究科博士課程満期退学。名古屋外国語大学外国語学部専任講師、同助教授を経て、現在、中央大学経済学部助教授、文学博士。専攻は中世フランス文学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨシツネ

0
修辞学について2017/12/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1811982
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。