内容説明
本書は、いずれも国際私法の基礎理論的及び総則的問題に関わるもので、具体的には、国際私法の法的機能、国際私法と憲法、国際私法と国際法上の国家主権、国際私法の解釈方法論、法律関係性質決定、公序、反致、国際私法と国際法上の承認、というテーマが取り扱われている。
目次
第1部 基礎理論的課題(国際私法における外国法適用の法的意味について―国際私法と憲法との関係、及び国家主権との関係も含めて;国際私法における解釈方法論上の問題)
第2部 総則的課題(法律関係性質決定と比較実質法;反致論と隠れた反致論;公序論;国際私法と国際法上の承認―未承認国家(政府)の法の適用及び分裂国家に属する者の本国法)