目次
１ 法曹養成と民事訴訟法学（ドイツ連邦共和国の法曹教育をめぐる最近の論議について；近頃の法曹教育論議に見られる改革要請とそれが民事訴訟法の研究ならびに教育に及ぼす影響；ドイツの法曹養成における民事訴訟法の地位および全法律学内部における訴訟法の近時の重要性の増大について）
２ 社会学と民事訴訟法（社会学と訴訟法；社会科学と訴訟法学との綜合について）
３ 民事訴訟手続の集中化と協働主義（ドイツ連邦共和国における簡素化された民事訴訟法と民訴法学の若干の現実の発展傾向について；西ドイツにおける改正民事訴訟法）
４ 上訴制度改革（民事事件における控訴と民事裁判所の審級序列；ドイツ連邦共和国における民事訴訟の上訴改革に関する最近の法政策的論争について）
５ 裁判官の独立と裁判所侮辱（労働事件におけるいわゆる組合所属裁判官をめぐる司法上の問題点；裁判所における非違行為）
鼎談 集中審理、協働主義そしてリラチォーンス・テクニックをめぐって（ペーター・ギレス；井上正三；小島武司）
