日本建築技術史の研究―大工道具の発達史

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日本建築技術史の研究―大工道具の発達史

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  • サイズ A4判/ページ数 433p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784805504659
  • NDC分類 521
  • Cコード C3052

内容説明

本書は、建築学を構成する建築史学分野において、建築工人が使用する道具の発達史を実証的に研究したものである。

目次

第1章 序論
第2章 縄文時代における木の建築をつくる技術と道具
第3章 弥生・古墳時代における木の建築をつくる技術と道具
第4章 古代・中世における木の建築をつくる技術と道具
第5章 近世以前における伐木と製材の技術と道具
第6章 近世における建築用主要道具と建築生産
第7章 近・現代における建築用の「標準編成」主要道具
第8章 結論

著者等紹介

渡辺晶[ワタナベアキラ]
財団法人竹中大工道具館学芸部長兼主席研究員。建築技術史専攻。1953年鳥取県生まれ。1976年福井大学工学部建築学科卒業。同年財団法人文化財建造物保存技術協会に勤務。国指定の重要文化財建造物の調査研究と保存修復に従事。1985年勤務先を竹中大工道具館(89年に財団法人化)に移し、現在に至る。建築技術史と関連させて、道具の発達史を研究。日本における先史時代からの研究をすすめるとともに、ヨーロッパや中国など、海外との比較研究も継続中。村松貞次郎博士、藤森照信博士の指導により、2000年、東京大学から『近世における大工道具発達史の研究』で博士(工学)学位を授与される
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