歴史の読み方 人間の読み方―変革の時代を生き抜く男たちの決断

歴史の読み方 人間の読み方―変革の時代を生き抜く男たちの決断

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  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784804714011
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0012

内容説明

人間通に学ぶ人生の智恵生きる技術。ビジネス、処世上のあらゆる問題解決に役立つ至福の人生指南。

目次

第1章 歴史からみた人間の読み方
第2章 司馬史観の原理、原則(リアリズムを持てなかった近代社会の悲劇(司馬遼太郎))
第3章 変革期を生きた男たちの決断(近代日本を創った決断(会田雄次))
第4章 『三国志』『十八史略』に学ぶ人間学(乱世に生きる知恵『三国志』(渡部昇一)
『十八史略』に学ぶ人間の英知(渡部昇一))

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

72
本作に登場する人物で渡部氏を除く方々は、すでにお亡くなりになってしまった。故人を悪くいうのは、いささか憚れるのだが、司馬氏を除く3氏は、かなり右より(タカ派)な人たちで、特に会田氏と著者・谷沢氏との対談は、かなりバイアスが掛かっている気がする。そもそも著者の平和に対する考え方に共感できない。本作の冒頭で、『平和の根本理念は現状維持……」等と唱えているが、自分は、そうは思わない。積極的に平和を希求し、努力しなければ、成しえないと考える。まぁ~、読み物としては面白いんだけどねぇ~。2015/02/16

カブトムシ

13
この二書(『論語』と『孫子』)がだいたい春秋戦国期に生まれた思想のエッセンスみたいなものであり、乱暴にいえば他のものは現代の我々にあまり必要ない。この二書はキリスト教でいえばバイブルのようなものである。…となると、この両書をすべて身につけておけば天下無敵になるはずだが、残念ながらそうはならない。相手もまた勉強しているから当然である。要はこの基本、というより囲碁でいえば定石であるが、定石を知らなくても囲碁が指せないわけではないが、知っている者には絶対に勝てない。…『論語』『孫子』はそのようなもの(谷沢永一)

goldius

2
空理空論を弄ぶ思想書より、歴史書の方が有益だという意見は共感2007/08/06

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