説戒―永平寺西堂老師が語る仏教徒の心得

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説戒―永平寺西堂老師が語る仏教徒の心得

  • 奈良 康明【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 大法輪閣(2018/10発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784804682136
  • NDC分類 188.84
  • Cコード C0015

出版社内容情報

善悪とは? 懺悔とは? インド仏教文化史研究の第一人者が、大本山永平寺で説戒師として在家信者向けにやさしく語った講話を収録。

1―合掌・礼拝で心が調う
  一、 授戒会とは
  二、 道元禅師の「教授戒文」
  三、 仏教とは生きる道
  四、 合掌とは心を調える形
  五、 礼拝
  六、 心・形・儀礼

2―仏教・禅は「安心」への道
  一、 幸せに生きる道を求めて
  二、 「あんしん」と「あんじん」
  三、 欲望の自由から欲望からの自由へ
  四、 三種の無常観
  五、 「実存的無常観」?無常を生きる
  六、 「災難に逢う時節には災難に逢うがよく候」
  七、 「諦める」とは「明らめる」こと

3―戒と律
  一、 戒と律とは違う
  二、 律とは何か
  三、 戒も律も自分への躾
  四、 戒は「及ばずながら」守るもの
  五、 不殺生戒をどう守るのか
  六、 別解脱ということ
  七、 戒・律はどう守るのか
  八、 戒と律の違いの意味するもの

4―戒を守ることの意味
  一、 戒の変遷
  二、 不飲酒戒と不?酒戒
  三、 酒と文化
  四、 戒体ということ
  五、 戒の習慣化への努力──布薩
  六、 布施と功徳
  七、 怨みを捨てる

5―授戒(会)の歴史
  一、 受戒の原型
  二、 具足戒から大乗戒へ
  三、 道元禅師と菩薩戒
  四、 十六条戒
  五、 禅と戒の関係

6―授戒と悟り
  一、 受戒すれば仏になる 
  二、 法の船に乗っている私
  三、 発心と悟りは同時である
  四、 到彼岸から彼岸到へ

7―帰依三宝
  一、 三宝について
  二、 感応道交
  三、 三帰礼文
  四、 ブッダム サラナム ガッチャーミ

8―仏・法・僧と祈り
  一、 ブッダ・仏陀・仏
  二、 ダルマ、ダンマ、法
  三、 サンガ・僧伽・僧
  四、 いろいろな三宝
  五、 祈り
  六、 祈りの事例

9―自も立ち他も立つ(三聚浄戒)
  一、 三聚浄戒
  二、 利他行
  三、 自分が一番愛しい
  四、 他を自にひきあてて
  五、 自己と他己
  六、 慈悲は訓練するもの
  七、 醇熟と言うこと

10―「するな」と「しない」(十重禁戒?)
  一、 次第に熟していく実践
  二、 「するな」と「しない」
  三、  十重禁戒
  四、 法をケチらない

11―生命といのち(十重禁戒?)
  一、 不殺生戒
  二、 肉食と菜食
  三、 生命とイノチ
  四、 縦系列と横系列
  五、 供養の思想

12―懺悔道場
  一、 守れない戒
  二、 懺悔告白
  三、 アングリマーラの懺悔、新生、そして悟り
  四、 「懺悔文」
  五、 懺悔は自発的な反省
  六、 懺悔滅罪
  七、 懺悔捨身の儀式
  八、 捨身供養

13―教授道場
  一、 七仏通誡偈
  二、 善・悪とはなにか
  三、 自分で後悔する行為が悪である
  四、 ビーフを口にする善悪
  五、 「善悪は縁によって起こる」
  六、 中道は真ん中ではない
  七、 「お前はまだ女を抱いているのか」
  八、 中道をささえる慈悲

14―正授道場
  一、 正授道場の意味
  二、 蓮華台
  三、 須弥壇(須弥山)
  四、 儀礼の意味
  説戒を終わるにあたって



奈良 康明[ナラ ヤスアキ]
著・文・その他

内容説明

善悪とは?懺悔とは?インド仏教文化史研究の第一人者が、曹洞宗大本山永平寺の授戒会で説戒師として語った講話を収録。仏教徒が守るべき戒律を在家信者向けにやさしく説き明かす。2017年に遷化した著者のかつて宗教番組で聞かせた名調子がさらに深みを増して紙上に蘇る。

目次

合掌・礼拝で心が調う
仏教・禅は「安心」への道
戒と律
戒を守ることの意味
授戒(会)の歴史
授戒と悟り
帰依三宝
仏・法・僧と祈
自も立ち他も立つ(三聚浄戒)
「するな」と「しない」(十重禁戒1)
生命といのち(十重禁戒1)
生命といのち(十重禁戒2)
懺悔道場
教授道場
正授道場

著者等紹介

奈良康明[ナラヤスアキ]
1929年、千葉県生まれ。1953年、東京大学文学部印度哲学梵文学科卒業。カルカッタ大学博士課程修了。文学博士。駒澤大学教授、同大学学長、同総長を経て駒澤大学名誉教授。この間、NHKの宗教番組に数多く出演。専門はインド仏教文化史。1966年から東京都台東区の曹洞宗法清寺住職、2006年に退董し東堂。2008年、瑞宝中綬章。2009年、仏教伝道文化賞。2012年に大本山永平寺西堂、吉峰寺住職。曹洞宗総合研究センター所長、仏教学術振興会理事長、中村元東方研究所常務理事などを歴任。2017年12月遷化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。