内容説明
本書では、英語の基礎をしっかりと築くには、中学の教科書を徹底的にマスターすることであると説かれた、松本亨先生(1913‐1979)の英語習得法を紹介することから始め、英語の表現構造を対照言語学の視点から考察することと、音読の実践の二つに充分な紙面を割いて、英語の基礎を固めるのに重要と思われるポイントを紹介していく。
目次
第1章 英語で考える(英語の巨人、松本亨;松本亨先生との対話 ほか)
第2章 英語を呼び込むアンテナ(英語の表現構造;機能別表現 ほか)
第3章 英語で学ぶ(「表現」と「内容」は不可分;日本人の心を伝えた哲人たち)
第4章 音読のすすめ(神経言語学から見た音読;仏教と語用論から見た音読 ほか)
著者等紹介
船田秀佳[フナダシュウケイ]
1956年岐阜県生まれ。東京外国語大学外国語学部中国語学科卒業。カリフォルニア州立大学大学院言語学科修了。東京外国語大学大学院地域研究研究科修了。現在、名城大学教授。岐阜大学講師
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