出版社内容情報
内容説明
桜井識子、東北をめぐる旅―なぜ、神社に沿って被害を免れた地域があったのか―。キリストが教えてくれた愛とは―ブログでも話題となったアメリカ・セドナ旅行。昔の人々の素朴な信仰―いまとは違う、人と神様の関係から見えた純粋な信仰とは。閻魔王庁ものがたり―人はどのような目的でこの世に生まれ、また生まれ変わっていくのか。
目次
第1章 昔の人の信仰心と小さな神仏(小さな神仏を探す;身分制度と信仰心;心の素直な領域と信仰心 ほか)
第2章 東日本大震災津波到達ラインと神様(東日本大震災について;津神社、十一面観世音堂、照崎神社;八龍神社、鶏足神社、功戦地蔵堂、寄木神社 ほか)
第3章 イエス・キリストの真実(スピリチュアルの聖地セドナにあるホーリークロス教会;教会は窓口、十字を切ってご挨拶;キリストに出会っていた少年の前世 ほか)
著者等紹介
桜井識子[サクライシキコ]
1962年広島県生まれ。霊能者の祖母・審神者の祖父の影響で霊や神仏と深く関わって育つ。神仏と繋がって得た神仏界の真理、神社仏閣参拝の恩恵などの情報を広く伝えている。神や仏を感知する方法、ご縁・ご加護のもらい方、人生を好転させるアドバイス等を書籍やブログを通して発信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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リリー・ラッシュ
30
今回は昔の人の信仰心と日本の小さな神仏について、東日本大震災と神様について、そしてイエス・キリストについて。日本の神仏とキリストの違いがよく分かりました。そして小説「閻魔王庁ものがたり」も良かったです。今まで疑問に思ってたことが分かりました。“心の目”で物事を見ることを忘れないようにしたいです。2019/01/26
冬木楼 fuyukirou
19
普通の人には見えない神仏が見えて話ができる桜井識子さんの著作読むの3冊目。①東日本震災の時に神仏が被害を抑えたけど持てる力を振り絞ったのでその存在が消えてしまったり希薄になってしまったという話がビックリした。神仏といえども力に限界があって回復には長い時間がかかるのと、人間は何もお手伝いできないそうだ。②キリストの無償の愛はただ受け取るだけで良い③小説閻魔様2020/03/12
yuna☆
16
東日本大震災の時のお話。思わず涙がこぼれた。購入してからだいぶ積読にしていたけど、読んでよかったなと思った。そして、最後に収録されている識子さん初めての創作もの。どんな感じだろうかと思っていたけど、面白かったし、和彦の話には泣いてしまった。2018/05/23
sak
16
久しぶりに感動で号泣した。 内容は①昔の人々の信仰②東日本大震災の津波到達ラインに沿ってあった寺社や神社、あの時の神仏はどうされていたか③イエスキリストの真実④閻魔大王物語。今回の本は、内容が想像もつきませんでしたが、とにかく素晴らしかった。神仏の人間への愛情、キリスト底なしの優しさ。決して怪しい話しではありません。ただ愛がそこにはあるだけです。深い愛に触れると人間泣けるのですね。フィクションとなっている閻魔大王の話しは、号泣と同時に救われた心地がしました。悪いことしてもちゃんと見られてるんですね。 2017/10/26
chietaro
15
高台にある神社まで逃げたら津波の被害をまぬがれたという話は、東日本大震災のときに三陸でよく聞かれた話でした。先祖が過去の津波の言い伝えや信仰を大切にしてきたこと、それらがつながっていると思います。見かけ上も信仰の上でも復興はまだまだ時間がかかることを理解しなければいけないと感じました。2018/01/08