出版社内容情報
時速300キロで疾走する特急列車内でウイルス感染パニックが発生！世界が認めたノンストップ・サバイバル映画を完全小説化！
内容説明
高速鉄道の車内で突如起こった感染爆発“パンデミック”。疾走する密室の中で凶暴化する感染者たち。偶然乗り合わせたある父と幼い娘、妊娠中の妻とその夫、野球部門と女子高校生…果たして彼らは安全な終着駅にたどり着くことができるのか？カンヌ国際映画祭が「開催以来、最高のミッドナイトスクリーニングだ」と最大級の賞賛を送り、１５６カ国から配給権獲得オファーが殺到。各国で圧倒的な大ヒットを果たし、世界規模で話題を席巻した超ド級パンデミック・サスペンス映画を完全小説化！巻末には特別に『メイキング・オブ「新感染ファイナル・エクスプレス」』を収録！
著者等紹介
藤原友代［フジハラトモヨ］
韓国のミステリー、サスペンス、推理小説などを好み、韓国書籍に関する情報を発信する「Ｋ‐ＢＯＯＫ振興会」に所属。韓国書籍の紹介業務に携わる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
future4227
44
映画がけっこう面白かったんで、ついでにノベライズ版も読んでみた。一言でいうとゾンビものなんだけど、ハリウッド映画のようなゾンビＶＳ人間という単純な構図ではなく、どちらかというと家族愛とか人間愛などのテーマの方がメインとなった重厚なストーリーに仕上がっている。映画では描かれていない登場人物たちの過去が書かれているおかげで、それぞれのシーンにおいて想像するしかなかった心情や今までの生い立ちがより明確になった。自己中人間が多い中で、一人の少女の存在が大人たちの自己犠牲精神に火をつける。純真な子どもの心は美しい。2018/04/10
さといも
17
映画がなかなか良かったのでこちらも読んでみました。ゾンビ物パニックホラーの王道ストーリーで楽しいです。 新幹線と新感染、タイトル掛けてたんですね。気付きませんでした。高速で走る新幹線の中でのパンデミック。ずっとドキドキハラハラ。映画より登場人物たちの気持ちが書かれているので泣けちゃったりもしました。2019/09/08
ビスコ
8
韓国産鉄道ゾンビホラー映画のノベライズの日本語訳。久し振りの鉄道エンタメということで、映画版に興味を持ち視聴。そのまま勢いで購入。 ゾンビホラー映画という特性故か、どうしてもインパクトでは映画に劣るのは否めない（そもそもこのゾンビは動きの基本的が疾走だから、動画で見た時に一番インパクトがある）。その代わり、映画では出てこなかった、人物の心情・過去の経験が細かく描写されている。映画では全く語られなかった運転士の困惑は必見。2017/09/12
ビスコ
5
再読。やっぱり、傑作の鉄道エンタメにしてゾンビパニック。展開を全て知ってるのに、思わず手に汗を握る緊迫感、人間ドラマに、胸が締め付けられるような感覚。 また映画を見たくなった。2017/11/29
ヒビキ
2
映画が大好きなので読んでみた。個人的にはやっぱり映画の方が好きなんだけど、各登場人物にスポットライトがあたり少しではあるものの、その背景が描かれていてより人物に深みがでたのではないかなと思う。また映画見たくなっちゃった。2021/10/01
