怒羅権(ドラゴン)と私―創設期メンバーの怒りと悲しみの半生

個数:
電子版価格
¥1,650
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

怒羅権(ドラゴン)と私―創設期メンバーの怒りと悲しみの半生

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月29日 05時13分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 231p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784801304376
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

中国から日本へ、貧困といじめ、犯罪、暴力団加入、長期服役、更正支援…壮絶な人生にあなたは絶句する。

目次

第1章 医者の子から犯罪者の子に(インテリ一族に生まれて;私が育った環境 ほか)
第2章 怒羅権誕生(日本へ;壮絶な差別 ほか)
第3章 荒れ狂う怒羅権(ターニングポイント;怒羅権伝説の誕生 ほか)
第4章 自らの罪と向き合う(石井弁護士との再会;私の中にも阿Qはいます ほか)
第5章 出所後の道(名古屋入管への移送;まっとうになりたい ほか)

著者等紹介

汪楠[ワンナン]
1972年中国吉林省長春市生まれ。エリート家系に生まれるも文化大革命の影響を受け、少年時代に犯罪集団の襲撃を受けるなどして育つ。14歳の誕生日に日本に渡り、以後、日本での生活を送ることになる。通学する葛西中学校には多くの中国残留孤児2世がいたが、どの家庭も貧困や差別に苦しんでおり、いじめに遭う者も多かった。残留孤児2世に対する激しいいじめに抵抗するために、自然発生的に集団化していったのが怒羅権だった。汪楠は創設期の怒羅権のメンバーである。後に、暴力団に属し、さまざまな犯罪行為を行うが、2000年に詐欺罪などによって逮捕。13年の実刑判決を受け、岐阜刑務所で服役生活を送る。2014年に出所。犯罪の世界には戻らないことを心に決めて、2015年には全国の受刑者に希望の本を差し入れする「ほんにかえるプロジェクト」を立ち上げる。現在も自分が犯した罪や怒羅権と社会の在り方などに向き合いながら活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

18
怒羅権の創設期メンバーの半生。2021.02.222021/06/13

剛腕伝説

16
14才の誕生日に、中国から日本に来た著者。日本人から数々の虐めを受け、自衛的行動が暴力に発展していく。その後は、有名な半グレ集団「怒羅権」の中心人物となり、ありとあらゆる犯罪を引き起こす。その成り立ちには同情すべき点はあるが、やってきた事は血も涙もない極悪非道な事ばかり。 本書では触れられていないが、多くの命を手に掛けてきたのでは?と思わせる部分も垣間見える。 盛んに「私は口がうまい」と言っているが、自らの罪を正当化する様な言い様には違和感しかない。この本を出してから、一年経たずに恐喝で逮捕されている。2021/12/09

よしのひ

11
ここに記されている事件が許されるものではない。しかし、そうなるにいたった背景には、目を向けなければならないものがあると思う。著書にもあったが選択肢が少なかったというのも1つだろう。「自分の身は自分で守る」それも言葉が分からない外国でだ。より神経を使わなければならなかったのではないかと想像する。そこで選択肢を1でも提示できれば違う道もあったのかもしれない…という「たられば」だが今からでもできる何かがあるはず。『GO(金城一紀著)』は在日朝鮮人の物語だが、似たものがあった。同じ日本で生活する者同士なのになと。2021/06/13

Mik.Vicky

9
昭和時代は社会全体が荒れていたので、中学の時の同級生とか先輩とか、殺人まではいかなくても犯罪に手を染めてしまった人、染めざるを得なかった人もたくさんいたように思う。少しは身近に感じてしまう話もあった。ワンさんもいい人の様でもあり極悪人の一面も持ち、人間の多面性を改めて知った。しかし、表に出て表社会でしっかり活動していく道を選ぶということは、一定の評価はできる気がするが、被害者からするとそんなことは言ってられないかもしれない。2021/05/06

晴れ女のMoeco

4
自分のやったことが本当に罪なのか?と実感できないところは、大変正直でよい。 Amazonレビューがひどかったからもっと舐めて読んだが、ふつうに読んで良かった。 「わたしはすべてをもう憎んでいません、反省します」みたいなキレイごとじゃなくてよい。 お父さんを許せるかって葛藤、そこよな。 …そしてこの人残留孤児二世だけど、継母が残留孤児一世ってだけで両親は中国人なのね。2023/02/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17251277
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。