内容説明
本書は、ＳＱＬの実務経験があるエンジニアを対象として、ＳＱＬプログラミングの基礎的な考え方から、テーブル操作、グループ化、集計関数、クエリの最適化など、ＳＱＬ全般について詳しく解説した「ＳＱＬプログラミングバイブル」です。基本から高度なテクニックまで、網羅的にＳＱＬプログラミングの知識を習得できます。
目次
データベースＶＳファイルシステム
トランザクションと同時実行制御
スキーマレベルのオブジェクト
ロケータと特別な数
基底テーブルとそれに関連する要素
手続き型プログラミング、半手続き型プログラミング、宣言型プログラミング
手続き型の遺産
補助テーブル
正規化
数値型〔ほか〕
著者等紹介
セルコ，ジョー［セルコ，ジョー］ ［Ｃｅｌｋｏ，Ｊｏｅ］
著名なコンサルタント兼講師であり、ＳＱＬ関係の書籍では世界で最も読まれている著者の一人。ＡＮＳＩ ＳＱＬ標準化委員会での１０年に及ぶ貢献や、『Ｉｎｔｅｌｌｉｇｅｎｔ Ｅｎｔｅｒｐｒｉｓｅ』誌上のコラム（読者投票による賞をいくたびも受賞）、現実世界に対する洞察をＳＱＬプログラミングに反映する取り組みでも有名である
ミック［ミック］
ＳＩ企業に勤務するＤＢエンジニア。主にＤＷＨ／ＢＩ分野のデータベース構築とパフォーマンスチューニングを専門としている。自身のサイト「リレーショナル・データベースの世界」でデータベースとＳＱＬについての技術情報を公開している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紙魚
1
理論についての良質な解説書としても、実践的で豊富な実例集としてもボリューム満載な一冊。最も眺めるだけでは理解できないサンプルコードも多かったので一読ですべてを消化するのはなかなかに難しいだろう。勉強にはなったが、カーソルを使う手続き型手法の末孫たるActiveRecordの世界に生きる人間としては、どうやって生かしていくべきか悩ましい所。2020/07/25
Hiroshi Obara
0
ただただ面白いぞ。 全てのプログラマはRDBを利用するプロジェクトに関わっていなくても読んでみる事を進めたい。 これだけ進化しているSQLの考え方を自分のプログラムに活かさずにはいられない。開発をするときはそばに必ず置いて置くことにする。2016/08/02
ふらく
0
読みごたえあり。実践的で理論的、日本の役に立たない理論だけのものとは違う。たた、初心者が読むには厳しいと思う。2014/09/25
glayash
0
集合操作という視点から高度なクエリを書く、コッドを崇めてそうなSQL界隈の思想は、カーソル使って手続き型的に処理を行うことで、人海戦術で案件を片付けたり、個別のDB製品に向けて最適化するようなギョーム界とは相容れないところがある。しかし胸に刻み付け、惹き付けて離さない何かがある。2013/11/19
ゆもと みちたか
0
集合という考え方でSQLを捉え直すことで基本を一から叩き直してくれる本。一気に読むと火傷しそうなので、じっくりと気になる説だけを読んで行ったらいいと思います。2013/07/21
