現代思想の使い方

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現代思想の使い方

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  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784798014456
  • NDC分類 133
  • Cコード C1010

内容説明

ウィトゲンシュタインからアントニオ・ネグリまで、哲人26人の思想のエッセンスから生きた思考のツールを編み出すこれまでにない「現代思想のトリセツ(取扱説明書)」!“現代思想を使いこなすための厳選ブックガイド”収録。

目次

第1章 「自由に思考する」ための準備運動(ウィトゲンシュタイン―言葉を学ぶとはどういうことか;サピア―「ものごとをうまく考えられない」と感じたとき ほか)
第2章 「わかりあう」ための思想―言語論とコミュニケーション論(ソシュール―「言いたいことが他人に伝わらない」と感じたとき;ガダマー―事件や事象の意味がわからないと感じたとき ほか)
第3章 「束縛から逃れる」ための思想―ポスト構造主義とポストモダニズム(ニーチェ―「自分は間違っているのかも知れない」と感じたとき;デリダ―言葉に縛られていると感じたとき ほか)
第4章 「生きる」ための思想―生の哲学(ハイデガー―自分の「役割」をうまく演じられないと感じたとき;レヴィナス―他人を疎ましいと感じたとき ほか)
第5章 「世界を作る」ための思想―変革と調整の試み(マルクス―「世の中マチガッテル」と感じたとき;ルーマン―制度はいかに固定化していくのか ほか)

著者等紹介

高田明典[タカダアキノリ]
1961年生まれ。フェリス女学院大学文学部コミュニケーション学科助教授。早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻修士課程修了後、早稲田大学大学院理工学研究科電気工学専攻博士後期課程単位取得満期退学。(財)PHRFストレス科学研究所研究員、尚美学園大学芸術情報学部専任講師などを経て、2004年より現職。茨城大学教育学部非常勤講師(文化記号論)、早稲田医療技術専門学校非常勤講師(リハビリテーション工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hanna Saito

1
ウィトゲンシュタイン〜ネグリまで26人もの思想が短くわかりやすく紹介されている。「哲学・思想は役に立たない高尚なもの」という固定概念に立ち向かい、日常的な問題の解決策としてそれぞれの思想を紹介する著者の姿勢に共感した。若干どこまでが著者の意見なのか疑問に思う部分はあったけれど、「使い方」という意味では問題ないのかな。付録のブックガイドがとても便利な予感。原著を読みたくなる。2013/06/10

void

1
【★★★☆☆】拾い読み。思想家ひとりにつき1つ2つのテーマしか触れられていないけど、読みやすくわかりやすいし、何より最後の文献案内が非常に参考になる。'06時点ではあるが入門書に新しめ・安めの書を挙げてくれてるのがまた嬉しいし、各思想家の中で取り組みやすいものがまず紹介されてるのが便利。2011/12/13

田中AD

0
グーグル書籍で無料で見つけた。しかし全てが載ってるわけではないので買うべきか悩むところ。内容自体は(世界を良くする.「私」のための)現代思想と重複するから欲しいのは読書案内かな。どうしようか。

鬼束

0
ルジャンドルなんてはじめて聞いたよ

eleking

0
思ったよりも良書かしら。哲学関係よりも社会学関係の方がしっくりくる解説のような気がするのは、そりゃまあそういうもんかなあ、という気もするけど。2009/06/15

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