内容説明
あっぱれ！怪物たちに学ぶ人間学。感動的な人生があった。天衣無縫な人生があった。毀誉褒貶の人生があった。潔い人生があった。そこには、とても愛すべき人生があった。「本読みの達人」谷沢永一が選び抜いたザ・ベスト・ブック・ダイジェスト第２弾。
目次
高橋是清自伝―高橋是清著
大帝ピョートル―アンリ・トロワイヤ著
福翁自伝―福沢諭吉著
フランクリン自伝―ベンジャミン・フランクリン著
カール・マルクス―Ｅ．Ｈ．カー著
ジョゼフ・フーシェ―シュテファン・ツヴァイク著
シュリーマン―エーミール・ルートヴィヒ著
ダーウィンに消された男―Ａ．Ｃ．ブラックマン著
雍正帝―宮崎市定著
斎藤秀三郎伝―大村喜吉著
笹川良一研究―佐藤誠三郎著
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魔魔男爵
2
誤植57P10行目×汚名挽回→○汚名返上OR名誉挽回。谷沢先生の本でアニメ脚本家のような間違いがあるとは萎えた。ネタ本を列挙して終了する。『高橋是清自伝』、『大帝ピョートル』アンリ・トロワイヤ、『福翁自伝』、『フランクリン自伝』、『カール・マルクス』E・H・カー、『ジョゼフ・フーシェ』シュテファン・ツヴァイク、『シュリーマン』エーミール・ルートヴィヒ、『ダーウィンに消された男(アルフレッド・ラッセル・ウォレス)』A・C・ブラックマン、『雍正帝』宮崎市定、『斎藤秀三郎伝』大村喜吉、『笹川良一研究』佐藤誠三郎2017/04/27
マウンテンゴリラ
1
本書に取り上げられる人物は、あらためて目次を見返してみると、大半が近代以降に生きた人物である。現在から見れば、歴史的時間で言うと、近からず遠からずといった時代であるだけに、時代背景の類似性は感じられる。それだけに逆に、人間の違いが驚異的に際立つと感じられた。もちろん、伝記に名を残す人物であれば、時代に関わらず驚異的な個性の持主ではあるだろう。しかし、近代以降と言えば、個性を尊重する時代であり、その発露は、現代に至ってさらに許容されるはず、であるにも拘らず彼らの個性の際立ち様には、驚きを禁じ得ない。→（２）2021/08/19
