内容説明
五代将軍徳川綱吉の時代、木下順庵に学び、對馬藩に召し抱えられた儒学者雨森芳洲。唐語、朝鮮語を学び、鎖国下の江戸時代で朝鮮との友好外交に尽力した。同門の新井白石との確執からも読み取れる彼の思いは…。第25回新風舎出版賞ハミングバード賞受賞作品。
著者等紹介
小西健之助[コニシケンノスケ]
1927年生まれ。大分県中津市出身、京都府長岡京市在住。京都大学文学部卒。報知新聞大阪本社文化部長を務めるかたわら文筆活動に入る。1988年、第十二回歴史文学賞佳作入賞。『海峡の虹―日朝の架け橋雨森芳洲』第二十五回新風舎出版賞ハミングバード賞受賞作品である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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