サイエンス・アイ新書
海に生きるものたちの掟―食うか食われるか、命を受け継ぐ食物連鎖の秘密

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797350715
  • NDC分類 468.8
  • Cコード C0245

内容説明

地球表面の7割を占める海洋には、巨大なクジラ類から極小のプランクトンまで多種多様な生きものが、「食うか食われるか」の日々をおくっています。本書は、国立科学博物館の研究員が各々の専門の見地から海生動物たちの生き様をトピック中心にまとめたものです。食べるための工夫と、食べられないための工夫とは?想像もしない食物連鎖の秘密が明かされます。

目次

第1章 太陽エネルギーをつかまえる
第2章 海のベジタリアン
第3章 海水はおいしいスープ
第4章 海の底は食べ物の宝庫
第5章 海のハンターたち
第6章 食べられないための工夫
第7章 海の哺乳類
第8章 海の寄生虫
第9章 地球を食べる生物群集

著者等紹介

窪寺恒己[クボデラツネミ]
1951年、東京生まれ。国立科学博物館動物研究部海生無脊椎動物研究グループ長。北海道大学水産学部在学中よりイカ、タコ類の研究に没頭。水産学博士。2004年小笠原沖の深海でダイオウイカの生きている姿を初めて水中カメラにとらえることに成功し、一躍世界の注目を集める。また、2006年には実際にダイオウイカを釣り上げて、その動き回る衝撃的な映像をメディアに公表。ダイオウイカ研究の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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