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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
6
こういったMOOKは大抵の場合、著者本人を無視する形で作られることが多いのだけれど、これはかわぐちかいじが直接監修しているというので読んでみた。冒頭に収録されている福井晴敏との対談も興味深かったが、何よりも、著者による解題に得るものが多かった。そうなのだ、政治や戦争を題材としながらも、そこに主題や目的があるのではなく、人間ドラマそのものにこそ、かわぐち漫画の真髄があるのだと思う。そういう意味で、かわぐちかいじの漫画で一番おもしろいのは、『沈黙の艦隊』よりも『ジパング』よりも、やはり『アクター』なのだ。2010/02/22
r
0
福井晴敏との対談はピンポイントで狙ってきたなあと。2010/07/25