学校はいかに語られたか

学校はいかに語られたか

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784796604956
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0090

内容説明

学校事件のマスコミ報道から行政側の言葉まで。また「子どもの人権」をめぐる法律的言語から親の発言まで。現役の高校教師が、あらゆる学校をめぐる論議を爼上にのせ、それらを丹念にたどり直し、学校の基盤を危うくしている語り=騙りの構造を明らかにする渾身の書き下し420枚。

目次

第1章 報道の言葉―「校門圧死事件」をめぐって(事故の顛末;事故が事件になる条件;学校の対応のまずさ;校門指導の実態;校門指導の心理)
第2章 公的な教育言語―「第14期中教審審議経過報告」をめぐって(行政の言葉と個人の言葉;「平等」と教育のパラドックス;「競争」の「正常化」;「個性」によって高等学校は変わるのか;「個性」で大学入試は変わるのか;西尾幹二氏への手紙)
第3章 法律的教育論の世界―「子どもの人権」をめぐって(根本的な問題;基本的な論点;父母からの言葉;法律家からの言葉)
補遺 学校の日々