カンディード

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794969279
  • NDC分類 953
  • Cコード C0097

出版社内容情報

ある事件から故郷を追放され、世界各地を転々とする青年カンディード。行く先々で苦難と災いに遭いながら、試練と冒険の旅を続ける。心優しく純朴な青年カンディードは、ある事件から故郷を追放され、世界各地を転々とする。行く先々で戦乱や盗難、大地震など、度重なる苦難と災いに見舞われながら、試練と冒険の旅を続ける、ついに見つけた“真理”とは……。18世紀の社会・思想への痛烈な批判を、主人公の過酷な運命に託した、啓蒙思想家ヴォルテールの代表的名作が、『悪童日記』(アゴタ・クリストフ)でおなじみ堀茂樹の画期的新訳で今よみがえる! あとがき解説「『カンディード』を面白く読むために」を収録。

カンディード、あるいは最善説  5
訳者あとがき──『カンディード』を面白く読むために  236

ヴォルテール[ヴォルテール]
1694年にパリで公証人の息子として生まれ、20歳を過ぎた頃から83歳(1778年)で没するまで、詩、韻文戯曲、散文の物語、思想書など多岐にわたる著述により、ヨーロッパ中で栄光に包まれたり、ひどく嫌われたりした文人哲学者。著書に『エディップ(オイディプス)』『哲学書簡』『寛容論』『哲学辞典』などがある。

堀茂樹[ホリシゲキ]
1952年滋賀県生まれ。翻訳家。慶應義塾大学総合政策学部教授。専攻はフランス文学・思想。著書に『今だから小沢一郎と政治の話をしよう』(祥伝社)。訳書にアゴタ・クリストフ『悪童日記』『ふたりの証拠』『第三の?』をはじめ、アニー・エルノー『シンプルな情熱』(すべて早川書房)、エマニュエル・トッド『シャルリとは誰か?』(文藝春秋)など多数ある。

内容説明

昔むかし、心優しく純朴な青年カンディードは、美しき男爵令嬢に恋をしたため故郷を追放され、世界各地を転々とする。最善説を唱える恩師パングロスの教えとは裏腹に、行く先々で数々の不幸や災難に見舞われながら、試練と冒険の旅を続ける。果たして天真爛漫な青年は、行方知れずとなった恋人と再会できるのか?世界中で名高い古典『カンディード』が堀茂樹の痛快な訳文で現代に甦る!

著者等紹介

ヴォルテール[ヴォルテール] [Voltaire]
1694年にパリで公証人の息子として生まれ、20歳を過ぎた頃から83歳(1778年)で没するまで、詩、韻文戯曲、散文の物語、思想書など多岐にわたる著述により、ヨーロッパ中で栄光に包まれたり、ひどく嫌われたりした文人哲学者

堀茂樹[ホリシゲキ]
1952年滋賀県生まれ。翻訳家。慶應義塾大学総合政策学部教授。専攻はフランス文学・思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こぽぞう☆

20
非常に入り込みやすいのは新訳のおかげか。最後に労働至上主義的に終わるのは、フランス革命以前の世界で書かれたものとしては画期的ななのでは?2016/10/19

n.k

7
今まで読んだ本の中で1番展開が早い。情景が目に浮かぶので、パラパラ漫画をみているような面白さがある。酷い目にあって、思いがけない再会があって、別れがあって、、幸と不幸を繰り返し旅は続く。幸とは?不幸とは?という問いとともに、、2022/12/26

ネコ虎

6
千夜一夜物語のような軽快なテンポで次々と場面展開がなされる不思議な冒険物語。語られる内容は残酷だし、すぐ人が殺されてしまうけどテンポが良すぎてつい引き込まれる。「カンディード」という古典がこういうものだとは知らなかった。堀茂樹氏の訳が素晴らしいからか、古さを感じさせない。 現実に起きていることは最善のことだという説を否定し続け、不幸な話の「ドーダ」(鹿島茂の言う)の連続。そうだよね。でもそれが世の中の真実で面白い。単に荒唐無稽な作り話でなく、史実に基づいているものが多いようだ。2017/06/22

駒子

5
著者についての「ヨーロッパ中で栄光に包まれたり、ひどく嫌われたりした文人哲学者。」の解説にくすっときた。そんな人柄を表すように、この作品は皮肉と風刺がマシマシ。当時の人々は共感したり、笑いながら読んだのだろうか。残念ながら私にはあまり合わなかった…。2016/09/28

ほととぎす@nekohototogisu

3
古典的名著だが、翻訳のおかげもあってか、思いの他読みやすく面白かった。 18世紀中頃が舞台のカンディード青年による冒険譚で、展開が速い。主要な登場人物は、死んだと思ってもしぶとく生き残っている。ご都合主義というより、最善説の実現だということだろう。 酷いめにあったり、裏切られたりと辛酸をなめるが、最後は信頼出来る仲間達との大団円で読後感も良い。お勧め。2022/09/19

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