出版社内容情報
洋服、デザイン、子育て、起業……60年代にミニスカートを流行させたファッションブランドのカリスマが、そのすべてを語る回想録
洋服、デザイン、化粧、子育て、起業……ファッションブランドのカリスマが、そのすべてを語る回想録
「わたしを見て。人生って素敵じゃない?」
ビートルズ、ヴィダル・サスーン、ツイッギー……1960年代のロンドンで、社会の常識を打ち破るファッション、音楽、アートが爆発する!“スウィンギング・ロンドン”とよばれる、そのカルチャームーブメントの中心のひとり、マリー・クヮントは、ミニスカートを流行させて女性の意識を解放した。
その後、下着、化粧品、インテリアなど、デザインの幅を広げ、ヨーロッパ、アメリカ、アジアへと自身の名を冠したブランドを広めていく。
ファッション業界の成功物語であることはもちろん、デザイン論、起業のノウハウ、女性の意識革命の書として楽しめる、ユーモラスでおしゃれな回想録。
【著者紹介】
1934年、ロンドンに生まれる。ファッションデザイナー。ゴールドスミス・カレッジに学び、夫のアレキサンダー・プランケット・グリーンらとともに、ロンドンのキングスロードに自身のブティックを開店。ミニスカートを流行させ、スウィンギングロンドンとよばれる60年代の若者文化を牽引した。服・下着・化粧品などにおける彼女のデザインは国境を超えて市場展開し、世界に名を轟かせている。六六年に大英帝国勲章(Order of the British Empire)受章。大の親日家でもある。
内容説明
60年代にミニスカートを流行させたファッションデザイナーの回想録。事業がどのように始まったか、彼女の生い立ち、豪胆な亭主、奮闘の歴史、大成功、悲惨な失敗、モデルや写真家たち、庭への愛、ひどく変わった飼い犬のこと…めまぐるしい人生がユーモラスにおしゃれに語られる。
目次
アレキサンダー・プランケット・グリーン
子ども時代
ファッション―当時の状況
初めての南仏旅行
帽子店で修業
アレキサンダーの家族
バザーを開店
始まりの日々
アレキサンダーズ
結婚祝い〔ほか〕
著者等紹介
クワント,マリー[クワント,マリー] [Quant,Mary]
1934年、ロンドンに生まれる。ゴールドスミス・カレッジに学び、後の伴侶となるアレキサンダー・プランケット・グリーンに出会う。1957年に結婚。友人のアーチー・マクネアを加えた三人で、最初の店舗「バザー」をキングス・ロードに開店(被服やメーキャップを刷新するめくるめくキャリアの始まりである)。1966年に大英帝国勲章(Order of the British Empire)受章。67年にFSIA(Fellow of the Society of Industrial Artists)に選ばれ、69年にはRDI(Royal Designer for Industry)の称号を授与される
野沢佳織[ノザワカオリ]
翻訳家。上智大学英文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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