ハンバーガー殺人事件

ハンバーガー殺人事件

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  • サイズ B6判/ページ数 181p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794922595
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまり

50
ブローディガン遺作。哀しいけど可笑しい、心に残るシーンがちりばめられているが、作者の不穏も大いに感じ取ってしまう。原題は“So the Wind Won't Blow It All Away”。本文にも繰り返し出てくるフレーズを何故「ハンバーガー殺人事件」と訳したか。現在入手しにくい作品なので村上柴田翻訳堂にて新訳再版をお願いしたいです。2016/06/13

あなた

4
こないだ「みんなきっと追放者なんですよね」という手紙を貰った。ブローティガンのことを思い出した。「あのとき、ぼくはどうしてハンバーガーを買わず、銃弾を買ってしまったのだろう?」 ハンバーガーと銃弾がつながるのってブローティガンっぽいなと思う。彼はほかの作品でもいろんなものをくっつけていった。西瓜鱒油とか。くっついてはわかれる不思議な生の流れを光るようにうねるようにブローティガンは描く。いつ終わってもいいようにちいさいものをつづけておおきくしていった。好きなところから読み好きなところで終えお家に帰ろう。2021/11/06

はりぎゅら

3
絶版のため国会図書館で借りて読了。ひねくれたユーモアと哀愁が最高。失われたハンバーガーを求めて…2015/08/01

コウ

2
個人的に大好きな作品なんだけど、アメリカで大失敗に終わったブローティガン生前最後の小説がこれです。原題は『So the Wind Won’t Blow It All Away』(風に吹き飛ばされてしまわないうちに)。どうです? イメージが断然違ってくるでしょ? だから藤本和子さん訳で読みたかった! でもそれが叶わないのなら……ということで、私、原書で挑戦しているところです。★★★★★2008/08/12

towelket

0
暗い光。胸がつまる。2011/10/15

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