世界文明における技術の千年史―「生存の技術」との対話に向けて

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世界文明における技術の千年史―「生存の技術」との対話に向けて

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  • サイズ B6判/ページ数 372p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794805225
  • NDC分類 502
  • Cコード C0020

出版社内容情報

【生存の技術」との対話に向けて】生態環境的視点により技術をめぐる人類史を編み直し,再生・循環の思想に根ざす非西洋世界の営みを通して「生存の技術」の重要性を探る。
人類史上の様々な技術革新をアジア、イスラム、西欧の相互作用として捉え、生態や環境を考慮した未来の技術移転のあり方を探る。

内容説明

再生・循環の思想に根ざす非西洋世界の営みから「生存の技術」の重要性を解き明かす比較文明論的視座。

目次

アジア技術の時代―西暦700~1100
モンゴル以前
西方での動き―1150~1490
アメリカ大陸の征服とアジア貿易
火薬帝国―1450~1650
技術の概念―1550~1750
産業に起きた三つの変化―1700~1815
銃砲と鉄道―アジア・イギリス・アメリカ
鉄道帝国―1850~1940
科学革命と技術の夢
20世紀の生存の技術

著者等紹介

パーシー,アーノルド[パーシー,アーノルド][Pacey,Arnold]
1937年に中国の雲南省で、イギリス人の両親のもとに生まれる。56年からノッティンガム大学で物理学を専攻、59年に修士号を取得。その後5年間、物理学の分野で研究所に勤める一方、科学技術史について個人的なトレーニングを受け、マンチェスター大学の科学技術政策研究所で正規の講座を担当した。76年まで国際NGO「オックスファム」の事務所で編集と文書保存の仕事に就き、以後現在まで、科学技術史の著作活動のほか、オックスフォードやリーズのオープンユニバーシティの技術史コースのチューターとして活躍している

林武[ハヤシタケシ]
1930年北海道に生まれる。58年一橋大学大学院社会学研究科卒業、社会学博士。アジア経済研究所、国連大学プロジェクト・コーディネーターを務める。86年から大東文化大学国際関係学部教授。2000年8月1日死去、享年70歳。専攻は技術の国際関係論、中東地域研究

東玲子[ヒガシレイコ]
1958年横浜に生まれる。81年東京農工大学農学部林学科卒業。財団法人日本野生生物研究センター(現・財団法人自然環境研究センター)を経て、83年に野生動物保護管理事務所を設立、93年からワイルドライフ・ワークショップ主宰。専攻は野生動物保護管理学。95年から97年までナイロビに滞在中、日本とヨーロッパからのアフリカへの技術移転の現場を体験する
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感想・レビュー

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Akihiro Nishio

20
世界史における技術の進歩を異なる文明同士の「対話」という観点から見直したもの。中盤までは概ね成功している。中国文明と中東文明、西洋文明らが、長い時間をかけて技術が混ざり合い、新しい技術革新へとつながっていくことが明らかにされる。ところが後半になると技術の進歩が速すぎて、対話といっても部分的なものになってしまう。ましてや20世紀になると、ただ新技術をなぞるだけになってしまったのが残念。作者の意図に反して、奇妙な形で進歩を遂げる日本には頻繁に言及されており、それが面白かった。2017/07/04

6
タイトルに興味持って読んだが途中で飽きた。技術発展から見る世界史としては、ひとつひとつの説明が微に入り細に入りだが、全体的にはオーソドックスなことしか言ってない気がする。インドの造船業とか面白い話もあったが。交易や宗教・技術者の強制的移転による文明間の「対話」と、(著者はあまり重要視してないが)技術の受け入れ側による「需要」の有無が発展の違いを生んだとしているが、「対話」の量的な差に明確に違いがあるというのでもなく、結局西欧が伸びたのは単なる偶然?という印象。いまいち論の落としどころが分からない本だった。2016/09/26

サスケ

2
p.120、第4章の途中で中断。 かなり細かな事象まで記述されているが、なぜか面白く感じられず挫折。 中東、イスラムに関する記述の比重が大きく感じるが、多くの歴史が欧米中心主義で語られていると言われる中、この本の方が客観的なバランスを保っているのだろうとは思う。 悪くない本だとは思うので評価はしない。2017/05/17

naoto

1
「技術」に関する歴史って、意外に語られてない気がするんだよね。しかし、あのタイミングでコロンブスが新大陸に行ったのは功績大なんだな。世界の人口増加を支えたのは、新大陸から入ってきた作物だったりするんだもんね。2014/09/17

ULTRA LUCKY SEVEN

0
技術の歴史、対話という視点はなかった。良書。2016/04/15

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