内容説明
衰亡か、復活か―武藤敬司ほかマット界関係者への取材と綿密なデータ分析をもとに、岐路に立つ業界の「いま」を徹底分析。
目次
序章 三沢光晴の死
第1章 平成プロレスはなぜ過激化したのか
第2章 プロレスラーはなぜ引退できないのか
第3章 興行スポーツとしての難問
第4章 次世代レスラーの作り方
第5章 社長レスラーの条件
第6章 新たなビジネスモデルへの胎動
著者等紹介
泉直樹[イズミナオキ]
さまざまなテーマで執筆活動を展開しているルポライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むぎじる
13
2010年出版。メジャー団体として新日・全日・ノアをあげ、それぞれの代表の考えや戦略が語られている。2013年現在、それぞれの代表も変わりさらに変化が起きているように感じる。特にノアは5人の主力選手の脱退というダメージを受け、これからどのように運営されていくのかとても気になる。一般的にテレビ離れが進む中、集客力を高めていくのはとても難しいことだと思う。私が観たいと思うプロレスは、ルールにのっとった真摯で華麗な技の応酬である。これからも会場に足を運んで、選手の真剣なやり取りを目にしたいと思った。2013/02/11
★320★
2
図書館で目にして読んでみた。小中学生の頃はプロレスが好きで、ビデオに録画して見てました。最近のプロレスはわからないけど、三沢の死は衝撃的でした。業界としての将来性は何とも言えないだろうが、エンターテイメントとしていつまでも残ってもらいたいものだ!2013/01/31
もるもる
1
既存のいかにもなプロレス本とは違うスタイルがよかった。2010/04/04
出口求
1
プロレス初心者には優しい作り。切り口も三沢氏の逝去から現在のプロレスの抱える問題点まで波及し、テンポも良い。ただ自分はプロレスに関しては素人なのでその視点から見ればなるほどと思える事が、どの程度プロレス愛好家にとって当たり前の事なのかがちょっと気になった。読みやすさは評価できると思う。個人的に。2010/02/17
kemta
1
現役でプロレス見てる人には物足りないかな。切り口はいいだけにデータ不足が否めない。ただ、予想以上に取材協力得られなかったんだろうなあ…という空気が随所に。2009/12/28