出版社内容情報
性欲はどこから生まれてくるのか？ われわれは性欲とどう付き合えば良いのか？ 性科学者が解き明かす謎に満ちた欲望の正体！
内容説明
セックスレスのカップルが話題になる一方で、強迫観念にとりつかれたようにセックスに執着する人々も目立つ現代社会。私たちは消費社会の波に飲み込まれて、バランスのとれた性のあり方を見失ってしまったようです。男と女の関係を血の通ったものにするにはどうしたらいいのでしょうか。イタリアの著名なセックスカウンセラーであり、ヨーロッパ性科学者連盟会長もつとめる著者が、これまでに診てきた患者たちの事例をもとに、「正しい性欲」のあり方を指南します。
目次
第１章 性欲の歴史
第２章 性欲の化学
第３章 反応してしまう心理
第４章 性欲の「共犯者」
第５章 性欲の「敵対者」
第６章 心の中の敵
第７章 ブレーキの壊れた性欲
第８章 性欲の欠如
第９章 二人のための「錬金術」
第１０章 性欲につける薬
著者等紹介
パジーニ，ウィリー［パジーニ，ウィリー］［Ｐａｓｉｎｉ，Ｗｉｌｌｙ］
イタリア、ミラノ生まれ。現在はジュネーブ大学医学部、精神医学、臨床心理学講座の教授。ヨーロッパ性科学者連盟会長。専門誌、一般誌に多数執筆しているほか、テレビなどへの出演も多い
川本英明［カワモトヒデアキ］
１９５５年、奈良県生まれ。早稲田大学在学中よりイタリア語、イタリア文学を学び、卒業後もイタリア人神父に師事。ペルージャ国際大学留学後は輸入品のマニュアル翻訳などを手がけ、イタリア文学や映画研究を続ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ten
1
うーんうーん、色々あるけ結局子供の頃の祖の接し方しだいかなー2012/07/26
あつだい
0
性欲の本。2017/06/23
2浪丸
0
夫婦生活における問題点や改善策を広義での性欲から捉えている。2014/12/26
Gen K
0
理性的に書かれていて、よい。 いいことがいっぱい書かれていたが表現が難しい。 貞操観念のモラルは社会的モラル。生のエネルギーとしての性欲。 今後の社会の変化に伴った在り方など。在るべき姿とは違う、リアルな感覚を感じれる論であった点は評価出来ると思う。 ポストモダンだから皆表現したい。表現に駆り立てられてる。みたいなくだりがあって、はっとなった。2021/09/04
