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内容説明
何が少年を犯罪に駆りたてるのか。米国の学校銃撃事件を追い、死を選択する少年の内面を描く。「普通の生徒がなぜ?」に答える力作。
目次
第1章 虐殺(コロンバインの悲劇;音が怖い、人が怖い ほか)
第2章 理由(独房のエバン;不安と喪失 ほか)
第3章 空虚(虚ろな瞳;悪魔信仰 ほか)
第4章 称賛(後悔の念がない;メディアの暴力 ほか)
第5章 覚醒(高校銃撃事件裁判;手錠のぼくがここにいる)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鈴
19
コロンバイン高校での銃撃事件など、いわゆるハイスクールシューティングと呼ばれるアメリカで多発していた高校銃撃事件のルポルタージュ。事件の加害者少年、または被害者や遺族からの証言など。日本では、神戸の酒鬼薔薇事件など、少年事件が世間を騒がせていた時期でもある。2014/11/19
メロン泥棒
1
2000年に出た、コロンバイン高校での銃連射事件など一連の事件に関する証言。当時は日本においても若者の重大犯罪がニュースを騒がしていたなと時代を感じる。本書では学校内でのイジメなどが問題になっているけれど、今なら格差問題と絡めて論じられるのだろうな。2010/07/13