心理捜査官 ロンドン殺人ファイル

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心理捜査官 ロンドン殺人ファイル

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794207050
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0011

内容説明

1986年、ロンドンで24件の連続レイプ事件が起きていた。手がかりがつかめないまま、さらに2件のレイプ殺人が発生、捜査に行きづまったロンドン警視庁は行動心理学者である著者に協力を要請した。事件ファイルによると、犯人は日を追うごとに犯行場所を広げ、手口は残虐さを増していた。被害者に接する態度の変化、犯行時間の変化などを分析するうちに、犯罪行動には犯人の心理が影のように映し出されていることに気づく―。初めて手がけた事件で犯人のプロファイルに見事成功し、いちやく第一人者となった著者が、“サークル仮説”“A4効果”など、独自の理論にもとづく犯罪行動分析の手法を公開。被害者は犯人にとってどんな役割を担っていたか、犯人が人生の物語をどう描いていたかを解読することで犯人像を割り出すという方法論により、“捜査心理学”の基礎を築いた。連続殺人犯を追いつめる過程を劇的に描き、1994年度ゴールド・ダガー賞に輝いた傑作ノンフィクション。

目次

第1部 問題(網をすり抜ける;プロファイルとは?;直感を磨く)
第2部 展開(見えない行動を見る;心の地図を読む;犯人はひとりか?;死体が教えてくれたこと)
第3部 解決(なぜ犯罪者が生まれるのか;ゆがんだ心のなかへ;思考も感情もなく;犯罪の影を追う)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新橋九段

1
ぱっと見当時のプロファイリングブームの尻馬に乗って作られた本っぽいし、出版社もそのくらいの意識しかなかったんだろうけど、キャッチーなFBI式に反して地味ながら今に続く技術となったリバプール式の発展の経過を記した貴重なものになっている。2019/03/04

十人十色

0
最初は面白かったが、段々自慢話の様になってきて、興ざめした2016/05/21

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