目次
第1部 大東亜戦争勃発まで―BC‐1941
第2部 大東亜戦争期―1941‐1945
第3部 終戦と独立戦争開始期―1945
第4部 日本軍残留中の独立戦―1945‐1946
第5部 日本軍送還後の独立戦―1946‐1949
第6部 独立完成後の波乱―1949‐
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoruyuki
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筆者の主観で書かれてるのでたまに視点がよくわからなくなる時があって、ただ「軍の〜」とか書いてあると、どこの軍? とかよく思った。すごく装飾のない文体なので、時々胸が熱くなるような記述に出くわすと威力がある。敗戦引き上げまでがメインなので、従軍していたインドネシア人もしくは引き上げずに残留した日本兵の手記とか読みたくなった。あと、日本は東南アジア、南方と、すごく愚直に脱植民地化と近代化を愛情(としか言い表せない)深くやっていて、まして韓国併合なんてつまり自国内だからそれはもうちゃんとやっちゃって今やあーあー2012/10/15
たけぽん
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インドネシアの歴史を大まかに説明した中でも、1945年以降の敗軍となった日本軍、インドネシアの独立宣言、旧宗主国オランダの「警察行動」、連合軍として進駐してきたイギリス軍、暗躍する共産主義勢力と、混沌とした情勢を当事者視点を持ち合わせながらもわかりやすく書いてある。2009/05/27