日本の美を語る

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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791761401
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C0070

内容説明

「源氏物語」から「現代建築」まで。西洋とはまったく異なる日本人の美意識は、いかにして生まれたのか。「見立て」「尽くし」「間」「笑い」「水」など日本の美を読みとくキーワードをもとに、文学、哲学、文化人類学、心理学、建築の各界で活躍する第一人者が日本文化の真髄を徹底的に論じ尽くす。

目次

尽くしの宴(小島孝之;高階秀爾;田中優子;丸谷才一)
短詩の言語―屏風絵・和歌・俳句(大岡信;大橋良介;高階秀爾)
引用―表現の拡大と新生(秋山虔;今道友信;河竹登志夫;高階秀爾)
笑いの文化誌(秋山虔;今道友信;河竹登志夫;高階秀爾)
「見立て」と日本文化(高階秀爾;山口昌男)
年中行事の文化論(大橋良介;高階秀爾;田中優子;橋本典子)
死=再生の諸相(大橋良介;河合隼雄;高階秀爾)
橋と象徴―記憶としての文化・市場(高階秀爾;田中優子;山口昌男)
水の感覚と表現―絵画・文学・思想(大橋良介;佐野みどり;高階秀爾;芳賀徹)
光の造形化をめぐって―建築・芸術・文化(磯崎新;高階秀爾;橋本典子)
「間」関係性を創出するエネルギーの場(磯崎新;河竹登志夫;高階秀爾;橋本典子)

著者等紹介

高階秀爾[タカシナシュウジ]
1932年東京生まれ。美術史家。国立西洋美術館館長をへて、現在大原美術館館長。東京大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

youco

1
日本の美と西洋の美の違いには、見る人・作る人の価値観の違いがある。キリスト教美術と日本美術の力強さとあいまいさ、そして深さや表現が対談形式で語られている。特に日本美術は言語化せずに見る人が自分で発見し解釈することが求められ、それ故素人には分かり難いことこの上ないのだが、対談形式をとることで、そのハードルがぐんと下がっている。西洋との対比も考えさせられる。2008/12/20

さはらかなや

0
難しすぎて、無理でした。 読むには相当の予備知識が、必要です。

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