パブリック・アクセスを学ぶ人のために (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 316p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790711865
  • NDC分類 699.8
  • Cコード C1336

内容説明

市民が責任をもって放送番組を制作・発信する制度を、世界中の人々は手にしている。日本でも着実に根をおろしつつあるパブリック・アクセス(市民放送)入門書が、より新鮮でコンパクトになって再登場。

目次

今なぜパブリック・アクセスか
1 北米のパブリック・アクセス(市民が流すテレビ番組;アメリカのパブリック・アクセス ほか)
2 ヨーロッパのパブリック・アクセス(揺れ動く移民社会オランダの市民メディア;パリ全体に届いたフランス・自由テレビ ほか)
3 アジアのパブリック・アクセス(市民参加が定着した韓国のテレビ事情;台湾で日常化されたメディア・アクセス)
4 日本のパブリック・アクセス(多文化・多民族社会を拓くコミュニティ放送局;『目で聴くテレビ』がめざす放送バリアフリー ほか)
5 パブリック・アクセスへの展望と課題(市民発信の思想;非営利の情報回路としてのパブリック・アクセス ほか)

著者等紹介

津田正夫[ツダマサオ]
1943年金沢市生まれ。1966~95年日本放送協会で、主に報道番組の制作・開発などにたずさわる。その後東邦学園短大をへて、2002年から立命館大学産業社会学部教員。市民のメディア参加に関する研究・実践にかかわる

平塚千尋[ヒラツカチヒロ]
1940年中国東北部(旧満州)生まれ。1964年NHK入局。報道番組、ニュース番組の制作・編集に従事。1994年NHK放送文化研究所主任研究員。現在、立正大学文学部教員。メディア社会論(市民とメディア、災害情報とメディア、地域社会とメディア)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tellme0112

5
もし日本が、新宿の高層ビル4、5本が飛行機がつっこんで倒壊して霞ヶ関にも燃料積んだ飛行機が墜落したとしたら、どういう番組が流れるのか。にどきりとする。2006年出版。ミサイル日本に向けてなくてもアレだしの2017年今年の漢字は「北」にされた日本で。パブリックアクセスという言葉を最近、ようやく「知ってしまった」。知らないまま生きてきてしまった。海外事例を知りたくて本書を手に取る。2017/12/21

カッキー

1
10年程前、某コミュニティーエフエム局を開局させる際に読んだ本を再読。番組を作って、発信する楽しさを思い出すことに。

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