内容説明
本書では、晶子の個性や美意識や価値観がくっきりと見える秀歌を選んで鑑賞しようと努めた。
目次
潮の遠鳴り数えつつ少女となりし、その生い立ち
与謝野鉄幹との出会いと「明星」
恋のトライアングル、そして上京
『みだれ髪』は二十世紀を拓いた歌集だった
晶子が二十代になし遂げたこと
三十代、中年を迎えた晶子の苦悩とあらたな展開
四十代の失意、関東大震災が『源氏物語』口語訳の草稿を焼失させた
成熟ののちの薄墨の晩年―夫・寛の死去を乗り越えて
終わりに―晶子短歌の可能性
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