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ブリジット・ジョーンズの日記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 404p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784789717373
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

この1年間にブリジットの体重は、のべ33.1キロ減少し32.6キロ増加―ダイエットすらできないのに、禁酒や禁煙なんてできるわけがない。それでも彼女の楽観主義は変わらない。落ち込むことがあっても、すぐに元気を取り戻し、明日になればまったく違った人生が開けて、カロリー計算とも、アルコールともつまらない男とも完全に無縁な日々が訪れる、と自分にいいきかせる。世界中の女性が読んでいるベストセラー小説。

著者等紹介

フィールディング,ヘレン[フィールディング,ヘレン][Fielding,Helen]
ジャーナリスト、作家。ヨークシャー生まれ。ロンドンを拠点にロサンゼルスなどで活躍中。オックスフォード大学で文学を専攻した後、BBCで番組制作にたずさわる

亀井よし子[カメイヨシコ]
英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

100
間違えて読みかけた続編をおいて、ようやく第一作を読了。ほんとに、「高慢と偏見」を思い出させる内容。本当におろかな母親の失態は、周りがなぜ許すのか理解に苦しむ。家族のことと自分のことを分けて考えられているのは、オースチンの頃とは時代が変わっているのでしょうね。これは20年ほど前のイギリスの30代女子のお話。電子機器の発達は別として、社会的な30代独身女性の立場は、日本では今がようやくこんな感じかしら。ブリジットの日記の体重を見て一喜一憂しまった。こんなところも女性の読者の共感を呼んだのだろう。2015/08/02

nakanaka

90
映画はだいぶ前に観ましたが原作とはちょっと違った内容になっているように感じました。久しぶりに映画も観てみようかな。それにしてもまさかガーディアンの1000冊に入っていたとは思いませんでした。物語の構成が日記そのものなので区切りを付けやすく読了まで時間がかかってしまいました。中身はというと、ブリジット以上に母親のパムの印象が強く残りました。こんな変わり者の母親はちょっと勘弁してもらいたいです…。映画のレネー・ゼルウィガーが可愛らしかったなぁ。三作目が近々公開されるとか。2016/09/11

Shintaro

64
ヘレン・フィールディング初読みですが面白かったです。ブリジット・ジョーンズはだいたい僕と同年代だね。僕も1996年当時は仕事に遊びに忙しかった。ちょうど携帯電話やゲイが出てきたころですが、早く結婚しないと売れ残るという旧来の価値観も濃厚だった。今、事実婚、入籍やLGBTに対する考え方もようやく多様化しつつあると感じます。スリムな女子が美しいという価値観も。ブリジットはそのままで魅力的だ。いずれモテ期は来る。悲しいのは僕の英国文学に関する知識がなさすぎること。これでは英国人と知的な会話なんかできやしない。2019/01/13

SOHSA

45
《購入本》現代社会のアラサー女性の本音を吐露しているようで興味深い。ラストは予定調和的ではあるが、そこに至るまでの延々と続く主人公のフラストレーションは読み手を辟易とさせながらも妙に共感と笑いを呼ぶ。一方で英国の持つ閉塞感が主人公の心情とリンクしているようで読後は考えらせられてしまう。映画も視聴済であるが、やはり映画よりも小説のほうが個人的には好みだった。〔ガーディアン 27/1000〕2019/01/12

MATHILDA&LEON

28
【英ガーディアン紙が選ぶ必読小説31/1000】映画続編が出るこのタイミングで、今作を読了。私と同世代の女性が、恋に仕事にダイエットに奮闘する姿に笑いつつも何だかジーンとするをそうなんだよねーこの歳になると周りが「枯れた人間」と思うんだよねーと強く共感もしたり。彼女の1年の記録と成長に、ラストは満たされる。未読の方、ぜひ読んでみてください。2016/10/03

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