内容説明
江戸っ子の常識277。時代劇・落語がもっと面白くなる。
目次
1 武士のすがた
2 町人・農民のすがた
3 江戸のくらし
4 江戸八百八町
5 江戸の娯楽
6 江戸の一日と四季
7 江戸の旅と流通・貿易
8 江戸の世相と思想
9 江戸の犯罪
10 江戸の大事件
11 江戸の雑学
著者等紹介
大石学[オオイシマナブ]
東京学芸大学教授
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感想・レビュー
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紫
2
(江戸時代の)時代劇を楽しむための基礎知識解説本。ひと通りの説明を確かめるためには悪い本ではないですが、残念なことに編集が雑だったのか、そこらへんの通俗書からチェックをしないで丸写ししたようなデタラメな記述がそこかしこに目立つのであります。一例を挙げると浮世絵師の東洲斎写楽の記事で「明治43年(1910)、クルトは著書『写楽』で、写楽がレンブラント、ベラスケスと並ぶ三大肖像画家であると激賞し、大正時代以降、日本で再評価されるきっかけとなった」とあるのですが、そんな激賞はしてねーから! ま、通俗書。星1つ。2021/03/07
木内古子
1
江戸関連のあれこれについて、分野ごとにざあっとわかりやすく書いてある一冊。参考文献とかも書いてあるので、参考書のダイジェストともいえるかも。2010/07/14
ゆうし
0
字が大きくて読みやすい。図や挿絵もわかりやすい。高校レベルの日本史をかじった人なら十分にためになる上に、とても勉強になると思う。そして特筆すべき点はほとんど全ての記事に出典が明記されていること。学習参考書としてもおすすめ。良本である。2011/09/12
ReadingYear
0
レポート「生類憐みの令」の参考文献22009/12/13