源氏物語絵巻とその周辺

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源氏物語絵巻とその周辺

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  • サイズ A5判/ページ数 302p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784787927101
  • NDC分類 721.2
  • Cコード C3095

内容説明

興味深い読みや斬新な見解を提示した国宝『源氏物語絵巻』に関する論文集。

目次

技術としての源氏物語絵巻
薫の誕生―「源氏物語絵巻」柏木~御法段の情景選択再考
『源氏物語絵巻』の詞書
源氏物語絵巻夕霧図を読む
国宝源氏物語絵巻橋姫・鈴虫第二段に見る源氏物語享受とその伝流
国宝源氏物語絵巻“橋姫”図再説
版本「絵入源氏物語」の挿絵と和歌表現
小学館本『住吉物語絵巻』成立過程の考察
『苔の衣』試論―作品の現存形態が意味するもの
絵を描く梅壷女御―「絵合」巻における冷泉朝の位相
王朝人の生活の中の絵画

著者等紹介

久下裕利[クゲヒロトシ]
本名・晴康。昭和24年5月7日東京都杉並区に生まれる。現職は、昭和女子大学助教授。主著に『平安後期物語の研究』(新典社、昭和59年)、『変容する物語』(新典社、平成2年)、『狭衣物語の人物と方法』(新典社、平成5年)、『源氏物語絵巻を読む』(笠間書院、平成8年)、『物語の廻廊―「源氏物語」からの挑発』(新典社、平成12年)
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