出版社内容情報
《内容》 甲状腺疾患は頻度の高い疾患であるが、見逃しや間違った治療が施される。本書では治療経験の少ない医師もマニュアルで専門家と同じレベルの診療ができるようにした。
《目次》
目次
1.甲状腺疾患を見逃さないように
2.甲状腺疾患を疑った時のアプローチ(鑑別診断)
1.甲状腺疾患を疑った時のアプローチ
2.TSH感度以下,FT4高値あるいは正常の時
3.TSH高値,FT4低値あるいは正常の時
4.TSH正常,FT4正常
5.フローチャートに当てはまらない場合,TSHとFT4に乖離がみられた時
6.甲状腺に疼痛がある場合
3.治療
1.バセドウ病/甲状腺機能亢進症
2.バセドウ病/眼症
3.甲状腺機能低下症
4.潜在性甲状腺機能低下症
5.橋本病
6.無痛性甲状腺炎
7.亜急性甲状腺炎
8.単純性甲状腺腫
9.急性化膿性甲状腺炎
10.バセドウ病以外の甲状腺機能亢進症,特に妊娠性甲状腺中毒症
11.Nonthyroidal Illness:NTIをどうするか
12.甲状腺に腫瘍ができている時
4.甲状腺疾患の診療に必要な検査
1.甲状腺超音波検査
2.穿刺吸引細胞診
付録1:甲状腺疾患診断ガイドライン
付録2:よくある患者さんの質問に対する答え方