出版社内容情報
日付変更線を越えてハリウッド版『ゴジラ』が、38度線を越えて『プルガサリ』が日本に上陸。本家ゴジラ不在の日本で怪獣を考える。そのほかに「金子修介怪獣映画を語る」「平山享の負けて勝つ!」「スポーツ・スペクタクル主義」など。
1 日米ゴジラ大戦
(1)「個」から「系」へ――エメリッヒと「ゴジラ」の距離を測る 切通理作
(2)形態学的日米ゴジラ論――リアリズムの地平 小林晋一郎
(3)ゴジラは核実験が生み出した怪獣であれば、それでいいのか? 仲本遼
(4)ゴジラとのつき合い方 ヤマダ・マサミ
(5)ゴジラJr.のひとり言――怪獣ごっこを忘れた大人たちへ 粕谷善之
(6)「ゴジラvsガメラ」は成立するか?――ゴジガメSM論 高橋秀樹
(7)怪獣黙示録――ゴジラ魂、あるいは特撮マインドの行方 八本正幸
(8)芹沢博士は何回ゴジラの名を呼んだか――一九五四年、記憶=想起をめぐる闘争 金原千佳
(9)プルガサリ小論――白頭山と日の丸と道成寺…… 片山杜秀
(10)金子修介 怪獣映画を語る 金子修介 聞き手:ヤマダ・マサミ
2 P.C.C. ILLUSTRATED THEATER 男子の本懐 高橋信雅
3
(1)『カムイ伝』の「転向」 アライ=ヒロユキ
(2)マザコン・ヒーロー=ケンシロウ あるいは世紀末の処方 千葉一幹
4
(1)平山亨の負けて勝つ! 第2回:『ウルトラマン』
目次
「個」から「系」へ―エメリッヒと「ゴジラ」の距離を測る(切通理作)
形態学的日米ゴジラ論―リアリズムの地平(小林晋一郎)
ゴジラは核実験が生み出した怪獣であれば、それでいいのか?(仲本遼)
ゴジラとのつき合い方(ヤマダ・マサミ)
ゴジラJr.のひとり言―怪獣ごっこを忘れた大人たちへ(粕谷善之)
「ゴジラVSガメラ」は成立するか?―ゴジガメSM論(高橋秀樹)
怪獣黙示録―ゴジラ魂、あるいは特撮マインドの行方(八木正幸)
芦沢博士は何回ゴジラの名を呼んだか―1954年、記憶=想起をめぐる闘争(金原千佳)
プルガサリ小論―白頭山と日の丸と道成寺…(片山杜秀)
金子修介怪獣映画を語る(金子修介;ヤナダ・マサミ)〔ほか〕