ポップ・カルチャー・クリティーク<br> 日米ゴジラ大戦

ポップ・カルチャー・クリティーク
日米ゴジラ大戦

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  • サイズ A5判/ページ数 170p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784787270979
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0374

出版社内容情報

日付変更線を越えてハリウッド版『ゴジラ』が、38度線を越えて『プルガサリ』が日本に上陸。本家ゴジラ不在の日本で怪獣を考える。そのほかに「金子修介怪獣映画を語る」「平山享の負けて勝つ!」「スポーツ・スペクタクル主義」など。

1 日米ゴジラ大戦
 (1)「個」から「系」へ――エメリッヒと「ゴジラ」の距離を測る  切通理作
 (2)形態学的日米ゴジラ論――リアリズムの地平  小林晋一郎
 (3)ゴジラは核実験が生み出した怪獣であれば、それでいいのか?  仲本遼
 (4)ゴジラとのつき合い方  ヤマダ・マサミ
 (5)ゴジラJr.のひとり言――怪獣ごっこを忘れた大人たちへ  粕谷善之
 (6)「ゴジラvsガメラ」は成立するか?――ゴジガメSM論  高橋秀樹
 (7)怪獣黙示録――ゴジラ魂、あるいは特撮マインドの行方  八本正幸
 (8)芹沢博士は何回ゴジラの名を呼んだか――一九五四年、記憶=想起をめぐる闘争  金原千佳
 (9)プルガサリ小論――白頭山と日の丸と道成寺……  片山杜秀
 (10)金子修介 怪獣映画を語る  金子修介 聞き手:ヤマダ・マサミ

2 P.C.C. ILLUSTRATED THEATER 男子の本懐  高橋信雅


 (1)『カムイ伝』の「転向」  アライ=ヒロユキ
 (2)マザコン・ヒーロー=ケンシロウ あるいは世紀末の処方  千葉一幹


 (1)平山亨の負けて勝つ! 第2回:『ウルトラマン』

目次

「個」から「系」へ―エメリッヒと「ゴジラ」の距離を測る(切通理作)
形態学的日米ゴジラ論―リアリズムの地平(小林晋一郎)
ゴジラは核実験が生み出した怪獣であれば、それでいいのか?(仲本遼)
ゴジラとのつき合い方(ヤマダ・マサミ)
ゴジラJr.のひとり言―怪獣ごっこを忘れた大人たちへ(粕谷善之)
「ゴジラVSガメラ」は成立するか?―ゴジガメSM論(高橋秀樹)
怪獣黙示録―ゴジラ魂、あるいは特撮マインドの行方(八木正幸)
芦沢博士は何回ゴジラの名を呼んだか―1954年、記憶=想起をめぐる闘争(金原千佳)
プルガサリ小論―白頭山と日の丸と道成寺…(片山杜秀)
金子修介怪獣映画を語る(金子修介;ヤナダ・マサミ)〔ほか〕