出版社内容情報
王室の結婚、オリンピック、月面着陸、大統領の葬儀、政党の全国大会など、テレビを媒介に成立するメディア・イベントは、リミナルな時空間へ人々を誘い込んで集団的記憶をかたちづくる。メディア論の新境地を切り開いた画期的論考。解題：吉見俊哉。
はしがき
１ メディア・イベントの定義――マス・コミュ二ケイションの特別な祭日
２ メディア・イベントの脚本――競技型、制覇型、載冠型
３ メディア・イベントをめぐる駆け引き
４ メディア・イベントの上演
５ メディア・イベントを「祝う」
６ メディア・イベントの魔術的効力
７ メディア・イベントの概観
補録 メディア・イベントの作用を評定する五つの枠組み
注
謝辞
参考文献
解題――吉見俊哉
訳者あとがき
内容説明
メディア・イベントはリミナルな時空間へ人々を誘い、集団的記憶を形づくる。その定義から作用までを鋭利に分析した、メディア論の新境地。
目次
第１章 メディア・イベントの定義―マス・コミュニケイションの特別な祭日
第２章 メディア・イベントの脚本―競技型、制覇型、戴冠型
第３章 メディア・イベントをめぐる駆け引き
第４章 メディア・イベントの上演
第５章 メディア・イベントを「祝う」
第６章 メディア・イベントの魔術的効力
第７章 メディア・イベントの概観
補録 メディア・イベントの作用を評定する五つの枠組み
