出版社内容情報
《内容》 ボケの問題は単に一人一人の問題にとどまらず,高齢化社会を迎えようとしているわが国をはじめとして人間社会全体の課題となってきています.最近,ボケに関する研究が急速に盛んになり,その原因のいくつかのポイントは明らかにされてきました.また,その原因に対処しようとする治療法や予防法の可能性も出てきたので,これらも実際に試みられ始めています. 本書はアルツハイマー病やパーキンソン病などのボケについての原因,治療,予防など生物的側面を中心にして社会的,心理的側面についても平易に解説していきます. 《目次》 主要目次 1章 離婚された妻 1 2章 老いをめぐって 7 老いについての考え方/生物学的老化/老化に対する社会的対応 3章 ボケとは何だろうか 27 ボケの診断/ボケの診療/ボケと紛らわしい状態・ボケの症状 4章 ボケの社会的側面 43 5章 ボケを起こす疾患 49 脳血管性痴呆/アルツハイマー病/混合性痴呆/ハンチントン舞踏病/パーキンソン病/ウエルニッケ脳症 6章 老人ボケは防げるか-どうして起こるのか 89 アミロイドタンパク/家族性アルツハイマー病/アミロイドタンパクの重合/アルツハイマー神経原線維変化/ 神経伝達物質/免疫異常および神経成長因子/痴呆の動物モデル/どういう人がボケ易いか/まとめ 7章 老人ボケの治療 139 8章 ケアと心の問題 145 ケアの問題/心の問題
内容説明
本書はボケについての原因、治療、予防などの生物的側面を中心にして社会的、心理的側面についても平易に解説します。
目次
1章 離婚された妻
2章 老いをめぐって
3章 ボケとは何だろうか
4章 ボケの社会的側面
5章 ボケを起こす疾患
6章 老人ボケは防げるか―どうして起こるのか
7章 老人ボケの治療
8章 ケアと心の問題