昭和の長編小説

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昭和の長編小説

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  • サイズ A5判/ページ数 461p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784784301126
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C1095

目次

龍胆寺雄『化石の街』
尾崎士郎『人生劇場』
久生十蘭『魔都』
岡本かの子『生々流転』―女体育家・安宅先生を中心に
石川淳『白猫』
徳田秋声『縮図』
伊藤整『得能五郎の生活と意見』―生きた言葉と文体を求めて
堀辰雄『菜穂子』の構造―実存の遠心と求心
太宰治『津軽』―〈つたなさ〉の自覚
横光利一『旅愁』―空虚という主題
谷崎潤一郎『細雪』
内田百〓『贋作吾輩は猫である』―枠組としての『猫』と作品としての『贋作』
川端康成『東京の人』
野上弥生子『迷路』
円地文子『朱を奪うもの=三部作=』
深沢七郎『甲州子守唄』―庶民曼陀羅
大岡昇平『レイテ戦記』
大庭みな子『浦島草』
曾野綾子『神の汚れた手』―運命の中で生きる個人の納得
大西巨人『神聖喜劇』―1942年の対馬をめぐって
宮尾登美子『朱夏』―“時”の喪失と再生と
五木寛之『風の王国』
大江健三郎『懐かしい年への手紙』