役者のパートナー マネジャーの足跡

役者のパートナー マネジャーの足跡

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784784212040
  • NDC分類 770.4
  • Cコード C0076

内容説明

本書は、メディアの草創期に新しいビジネスとして生まれたマネジャーと呼ばれる役者のパートナー達が残した足跡の意味を懐かしさとともに検証する。

目次

第1章 映画の時代とマネジャーの先達(マネジャー誕生以前;戦中・戦後の役者とエージェント;映画系俳優事務所の草分け ほか)
第2章 テレビの黎明とマネジャーの草分け(劇団のテレビ進出とマネジメント;巷にも俳優事務所が;軽演劇界とマスコミ ほか)
第3章 花開くテレビとマネジャーの時代(劇団と「映画放送部」;テレビ映画の激増;ホームドラマと新しい主役の座 ほか)
第4章 役者と共に―マネジャー列伝

著者等紹介

能村庸一[ノムラヨウイチ]
昭和16年東京生。昭和38年3月青山学院大学文学部卒業。同年4月フジテレビに入社。平成元年、フジテレビの時代劇復活の際、調査部長の職にありながら「鬼平犯科帳」の担当も兼ねる。これを機に現場復帰し、現在もゼネラルプロデューサーとして時代劇制作を続ける。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人藤枝梅安」などの池波正太郎作品をはじめ4時間スペシャル「忠臣蔵」(フジ自主制作)など80本にもおよぶ単発の時代劇を手がける。平成11年ギャラクシー特別賞を受賞。『実録テレビ時代劇史 ちゃんばらクロニクル1953‐1998』(東京新聞出版局)で尾崎秀樹大衆文学研究賞を受ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

富士さん

2
声優研究の基礎文献になるはずの1冊。声優という職業を規定する3者の中でマネージャーと俳優についての、しかも声優という職業がはっきりと分離し始めるまでを跡付けてあり、まさに声優史のために書かれたような本でした。新劇諸派がどのように生まれ、分かれて行ったのかというのは演劇史、映画史など広範囲にわたっているためアニメ史からのアプローチではハードルが高い部分が多く、しかし声優という存在を理解するには俳優の中での位置づけをはっきりさせなければいけないという辛いところを見事につないで、足掛かりをくれる名著です。2016/09/16

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