アウシュヴィッツの子どもたち

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アウシュヴィッツの子どもたち

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  • サイズ B6判/ページ数 374,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784784208302
  • NDC分類 946
  • Cコード C0098

内容説明

奇跡的に生還した子どもたち13人の証言。

目次

「僕はだれか」―コーラ・クリムチャックの話
「私には今、二人の母と二人の父がいる」―リディア・リヅィコフスカ・マクシモヴィッチの話
「A5116はだれか」―エヴァ・クルチ・ヅィーツカの話
「わが子よ、おまえは生きているの」―ゲザ・コズマの話
「メンゲレはとても私たちのことを気にしていた」―ジリ・シュタイナーの話
「同情の余地はない」―ヴェラ・クリーゲルの話
「二度と木を見ることはないだろう」―ダグマー・リブローヴァーの話
「生きること、そして生き延びること」―リディア・ホルツネローヴァーの話
「父からもらったただ一つのもの」―ロベルト・ビューヒラーの話
「私の絵が私を救ってくれた」―イェフーダ・ベーコンの話
「私はもはや信仰を持たない」―ハンナ・レーヴェンシュタインの話
「私の人生の背景はドイツである」―ユルゲン・レーヴェンシュタインの話
「シャルロッテンブルクは私の場所だ」―ウィリアム・ヴェアムートの話

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

エル

4
やはり訳文は読みづらく半分程度でギブアップ。あまりにも殺された人の数が多過ぎて個人というより数字にしか見えない。それだけ名を残すことなく死んでいった人が多かったということなのだろう。そして女性、子どもたちのなんと弱いことか。ましてや新生児の扱いも。読んでいると胸が悪くなる。でもこれが現実にあったことだと思うと震える。2022/11/20

ママの宅急便

2
これはほんとうに…辛かった。1ページ読むのも辛かった、時には1行で止まってしまうこともあった。こんなに辛い内容は初めてじゃなかろうかと思う。いくら感情をゼロにして読もうとしても情景が目に浮かんだ途端「もう無理、もううんざり」と思った。それでも意を決して読んだ。親の視点で読むのは本当に苦しいことだった。子どもと離れることを拒みその場で射殺された母親に共感する、私も絶対にそうする。2013/06/09

鈴木律

1
訳文がどうにもたどたどしくて、ものすごく読みづらかったけど、アウシュビッツから生還した人たちの生の声に、悲痛な気持ちになった。この前に読んだ『アウシュビッツの図書係』で舞台になっていた、家族収容所にいた人たちの証言も多く、フレディ・ヒルシュの名前も複数の人が語っているのが印象深かった。訳者あとがきに、統一後のドイツの状況を憂うとともに、日本はどうなのだと自問する文がある。このところナチス関連の本をいろいろ読む中で、私自身、日本はどうなんだろうと考えている。2018/06/05

putisiyante

1
DVDで”黄色い星の子供たち”を見たことがあるが、本書の方が、生々しい感じを受けた。ドイツだけが、特に悪く言われるのは、ユダヤ人を特に排除しようとしたからで、戦争で虐殺は日本人もしてきたわけで、すべてひっくるめて現代人がどう考え、とらえ、未来へと繋げるか、人間の取るべき道、尊厳でありたいと願うしかない。2017/12/14

AiN

1
内容(「BOOK」データベースより)奇跡的に生還した子どもたち13人の証言。内容(「MARC」データベースより)奇跡的に生還した子どもたち13人が今、かけがえのない言葉で語りはじめる。死者の魂のために、未来に生きる人々のために、そしてあなたのために。ドイツ人ジャーナリストが17年間彼らを追いまとめたインタビューの記録。2016/08/25

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