内容説明
現存15路線、廃線33路線、未開業120路線余を網羅―日本最古の人車軌道発掘!(藤枝~焼津間明治24年7月25日開通)。静岡県内の馬車・人車・蒸気・内燃・電気の多彩な動力路線ほか次世代のモノレール・リニア・DMV・LRT燃料電池構想案に言及。鉄道・軌道の敷設経緯、最盛期の状況、廃線事情、挫折実態等を記録。沿線の産業・文化、人々の暮らし、エピソード、作家らの文芸作品を挿入。鉄道・軌道から見た静岡県近現代郷土史を描く。巻末=静岡県鉄道・軌道史年表その他関連年表付。
目次
第1部 静岡県で活躍する鉄道(日本最古の在来幹線は全県を密着奉仕する―東海旅客鉄道・東海道本線;静岡県民営鉄道最古を誇り東部地域を快走する―伊豆箱根鉄道・駿豆本線 ほか)
第2部 静岡県で活躍した鉄道・軌道(静岡県最初の国鉄貨物専用鉄道―国鉄沼津港線;静岡県最初の長距離馬車鉄道―富士馬車鉄道 ほか)
第3部 静岡県で未開業の鉄道・軌道(官設東伊豆鉄道(明治22年・賀茂郡)
官設甲岩線(明治25年・富士郡) ほか)
第4部 静岡県鉄道軌道一覧表・年表(静岡県における地方別・動力軌間別・鉄道軌道一覧表;鉄道・軌道に関連する年表)
著者等紹介
森信勝[モリノブカツ]
1938年長野県松本市に生まれる。会社定年退職後、地方鉄道史と松本清張文学の研究をライフワーク。鉄道史学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。