内容説明
本書は心理学をはじめて学ぶ大学生、短大生のためのテキストである。半年の講義にも対応するように、項目を絞り、やさしく解説した。また、視覚的な理解を助けるため、左右見開き形式・2色刷で図版を多用したビジュアルなレイアウトとしている。『心理学への招待』のエッセンスをコンパクトにまとめた新時代のスタンダードテキストである。
目次
1章 歴史と方法
2章 感覚と知覚
3章 学習と記憶
4章 意識・思考・言語
5章 動機づけと情動
6章 発達
7章 性格
8章 対人関係
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかね@心理学
2
この教科書、学習を快不快の報酬(賞)で説明している……脱馴化、情動条件づけ、SR結合主義、反応変動性、プラトー(技能学習の停滞)、特殊化した食欲(カフェテリア実験)、好奇動機、回り道行動、代償行動、攻撃行動、母性行動(マザリング。母親愛着から引き起こされる養育行動)、ビッグ・ファイブ(Neuroticism情緒不安定性、Extraversion外交性、Openness知性、Agreeableness同調性、Conscientiousness誠実性。ゴールドバーグ)、認知スタイル次元(場独立性、場依存性)2014/12/16
くじら
0
項目ごとにコンパクトにまとめられた簡明な説明と図解でした。心理学の基礎知識のうち重要なものを選択的に取り上げている本ですので所謂、心理学の入門書ですね。読んで面白い雑学を知りたいというような程度の気持ちでも手にとりやすい形になっていて面白いですよ。2014/03/28