出版社内容情報
【特集】ジャンボ鶴田~昭和編~ 【特別企画】マーティ・ジョーンズと巡る英国プロレス史探索の旅ほか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
豊平川散歩
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ジャンボ鶴田最強論の検証。 団体内のライバルにのし上がった天龍の話は説得力があった。 鶴田の勝気が表面にでないなか、天龍の負けん気が表面に出て、見ている者にとっては、鶴田のもどかしさより天龍のわかりやすさを応援していた。プロレスに就職するとの発言は有名だが、目の前にあるものをそつなくこなす鶴田らしい。天龍が離脱したあとの全日は鶴田なくして成り立たず、功績は大きいが、リーダーの意欲が足りないのが残念だった。晩年は病にかかりリタイアしたが、それでも努力し教授になったのも、鶴田らしい。2018/04/16