理想主義者

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784777050475
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0095

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Y2K☮

30
2004年の本だが色々古い。40度の熱を出しても選手は試合を休まないとか。受け身の難しい危険な攻防だけがプロレスの進化ではないし、何より真剣勝負という態で論じ、それらしい理屈で正当化する姿勢が昭和。広義の真剣勝負と捉えれば覚悟と熱意は伝わるが、世間はそういう意味では受け取らない。新規ファンもいずれ真相に気づく。裏切られたと思う人も出る。でもそこがプロレスを人生の縮図として長く楽しめるか否かの分岐点なのだ。ならばレスラーは不用意にそこに触れ、誤解を招く事を避けるべきだ。TAJIRIレベルの論客なら別だけど。2020/01/14

Masaru Yamada

8
2000年に全日本プロレスを退団し、理想のプロレス団体「プロレスリング ノア」を設立し、4年を経過した時点に書かれた三沢光晴の著書。  三沢光晴のプロレスに対する真摯な気持ちや考え方が明記してある。 プロレス関係の暴露本が氾濫する現代では、正直、刺激が乏しい内容。 個人的には、馬場元子夫人との確執、所属選手からの要求、高山選手のPRIDE参戦、またPRIDE参戦に伴うノア退団など、表面的な話ではなく三沢光晴の本音を聞きたかった。 2020/05/18

yoshi41101

6
三沢・川田が鶴田、ハンセンに立ち向かっていた時代の全日が一番面白かった。当時の武道館でストンピングしまくりながら、カウント2.9の攻防に熱くなってた自分を思い出す。やっぱりプロレスは楽しい。相手の良さを受けて引き出した上で勝つのがやっぱり王道だ!セメントばっかの余裕のない生き方はイカン、プロレス的な生き方を見直さねばとか、真剣に思ったりしてしまった。2010/07/24

masa

4
三沢選手のプロレス哲学とプロレス愛、そして経営者としての理念に満ちた一冊。あまり語られることのないプロレスの色々な技に対する解説や各選手の評価など、三沢選手のファンだけではなく、プロレスファンなら誰でも楽しめる。鶴田選手や小橋選手への評価の高さを見ると、その頃の全日本プロレスの試合の質の高さが伺える。思わずタイガースープレックス91の映像を探してしまった。2018/11/14

モフモフ / MofuMofu

3
なぜロープに振られるとレスラーは戻って来るのか?プロレスの謎がわかりやすく解説されています。受け身の天才が語る「上手い受け身とは?」は必見です。プロレスの見方が変わります。

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