クジラむかしむかし<br> クジラまつり―クジラむかしむかし

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クジラむかしむかし
クジラまつり―クジラむかしむかし

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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784776408918
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

内容説明

およそ400年前、紀伊国・太地では、クジラは村人が生きるための大切な糧だった。太地の漁師たちは、クジラと向きあい、クジラとともに生きていた―シャチに襲われる親子クジラを助けようと、そうだゆうは仲間と共に舟を出す。漁師たちにとって、クジラは獲物であり、また、守るべき命でもあった。シャチとの戦いの末に、村には思いがけない福の神がやってくる。クジラむかしむかし三部作待望の復刊!

著者等紹介

川村たかし[カワムラタカシ]
1931‐2010。奈良県に生まれる。奈良県学芸大(現・奈良教育大学)を卒業後、花岡大学に師事し創作活動を始める。奈良県五條市の小・中学校・高等学校教諭を経て、奈良教育大学、梅花女子大学教授を務めた。1978年『山へいく牛』(偕成社)で野間児童文芸賞を受賞、1980年『山へいく牛』『北へ行く旅人たち‐新十津川物語』(ともに偕成社)で路傍の石文学賞、1989年『新十津川物語』全10巻(偕成社)で日本児童文学者協会賞、産経児童出版文化賞大賞、1995年『天の太鼓』(文渓堂)で日本児童文芸家協会賞他受賞多数。2002年紫綬褒章、2010年旭日小綬章

赤羽末吉[アカバスエキチ]
1910‐1990。東京に生まれる。1959年、日本童画会展で茂田井賞受賞。1965年『ももたろう』(福音館書店)、『白いりゅう黒いりゅう』(岩波書店)でサンケイ児童出版文化賞、1968年『スーホの白い馬』(福音館書店)でサンケイ児童出版文化賞、アメリカ・ブルックリン美術館絵本賞、1973年『源平絵巻物語・衣川館の巻』で講談社出版文化賞、1975年『ほうまんの池のカッパ』(銀河社)で小学館絵画賞、1980年国際アンデルセン賞・画家賞を受賞。他受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

53
クジラむかしむかし③明日はくじら祭りという日に、目の前に現れたシャチ達。シャチはくじらの親子を追い詰め襲っていた。村の衆たちは力を合わせてシャチを追い払う。しかしクジラは力尽きて死んでしまった。村人たちはくじらをえびす様と呼び、盛大に祭りを行った▽語り手のひよりじいさんの正体は...3巻で完結。2019/06/10

とよぽん

44
図書館で。赤羽末吉/絵、とあったのでどんな絵だろうと思って。表紙がクジラを浜に引き上げている場面で、スケールの大きな絵。和歌山県が紀伊の国と呼ばれていた頃の太地町。くじらの親子、シャチ、海の男たちが生き生きと描かれて迫力がある。くじらを恵比寿様、福の神として生活の糧とした当時の人々の、つつましく分をわきまえた暮らしぶりを感じた。いえもん、長老の風格で圧倒! 1973年発行作品の復刊版で、2019年3月第1刷。2020/07/15

ちえ

37
〈クジラむかしむかし三部作の最終巻〉太地で行われていた正月のクジラまつり。漁をしないその日、シャチに襲われているクジラたちを見つけ海のオオカミ・シャチを倒しに出る漁師たち。画面いっぱいに描かれるクジラとシャチ、人間の戦いは目の前で見ているよう。一日早いクジラまつり。頭の先からひげ、尾まで捨てるところのないクジラを恵比寿様とよび、生きる糧としてきた当時の人々の生活が生き生きと描かれる。最終巻、読み終わってしまうのが寂しいほど。2022/09/18

魚京童!

19
基本的にクジラは雌雄で育てないから、これは間違ってるよね。でも話の筋としては面白いからそれでいいんじゃないってことだよね。漁夫の利を狙いにいったんだよね。シャチを追い払うとかいいながら、シャチをが倒した獲物を奪う。草原に出てきた初期の人類と同じだよね。肉食動物が倒した獲物を奪う。それが間違いないからね。和歌山の海域にシャチがいるのかな。なんとかゴンドウの間違いかな。そういうのってどうでもいいのかな。実際昔はいたのかもしれないけど地球温暖化の影響かもしれないからね。そういう文献を参考にするのも面白いよね。2019/12/24

あおい

13
村人がえびすさまと敬意を表し生きる糧としているくじら。そんなくじらをシャチが襲う。くじらとシャチの死闘は迫力があり、くじらを助けようと海に漕ぎ出す村人達の思いが熱い。2020/09/10

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