内容説明
21世紀に入って、アナログゲームはどうなっているのか。その現状と展望は?アナログゲーム界の重鎮、安田均が21世紀に入ってからのボードゲーム、RPG、TCGについて深く洞察する待望のエッセイ&評論集!本当におもしろいゲームとは何なのか。その答えはここにある。
目次
第1部 ビバ!ボードゲーム(ボードゲームの名作たち;21世紀のボードゲーム)
第2部 RPGとボードゲーム(ボードゲームの世界から;RPGの世界から)
著者等紹介
安田均[ヤスダヒトシ]
1950年神戸生まれ。京都大学法学部卒。SFの翻訳・評論で活躍した後、小説とゲームの新しい分野に取り組むクリエイター集団グループSNEを設立。日本RPGの草分け的存在となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
2
ヨーロッパではまだボードゲームの新作が毎年リリースされているんですね。日本でブームが来ることはなさそうで手に入れるのは大変そうですが遊んでみたいものです。2017/12/15
ハンギ
2
日本ではテレビゲームが盛んだけど、海外ではドイツを中心にボードゲームが盛んで、毎年新作が出ているそうだ。2000年から2005年のボードゲームや、テーブルトークRPGについて雑誌に発表した文章をまとめたもの。D&Dについても少し記述があるけど、2008年にまた新しくなったのであまり参考にはならないかも。アメリカもモノポリーを代表としていろいろなボードゲームがあり、イギリスもまた違うらしい。フィギュアゲームというのもあって面白そうな気がした。心理戦や駆け引きを駆使するボードゲームをやってみたい気になった。2014/06/09
常磐条(ときわとおる)
1
2006年、“ちょっと前”な本だったが、それにしては比較的新しい事に驚きを覚えた。なるほど、今でもボードゲームは進化し続けているのか。そういえば「カタン」でも遊んだし、子供の頃はスゴロクやオリジナルのボードゲームを何度も遊んだっけ、、などと思い出にふけってしまった。なんともアナログなゲームだが、手作りすらできてしまうものだからこそ、デザインが試される事もあるだろう。なるほど、欲しいものがなかなか手に入らなかった小学生の頃の遊びの原点を長い間忘れていたが、こんなゲームの作り方もあったのだ。2013/07/31
森下なづな
1
決して新しい本ではないので、そこの差は意識して楽しむもののように思う TRPGの話題が占めるので、生粋のボードゲーマーは楽しみきれないかもしれない2013/04/30
te_R9
1
古本で100円だったから買ってみたけどゲームといってもテレビゲームではなくていわゆるボードゲームの批評本だった.しかも00年代以降の.ドイツではボードゲームが盛んというか今でも新作が作られ続けているということを知った.2011/11/09