- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 文化・民俗
- > 文化・民俗事情(海外)
内容説明
“樹木”と聞いて、あなたが思い浮かべるものは、何でしょう?冬、クリスマスにはいわゆるモミが、正月にはマツが、飾られます。季節の終わりには、ウメの花がほころびます。春、スギの花粉が我々を悩ましたかと思えば、サクラが淡い桃色の花を華やかに咲かせます。夏、ヤナギが風にそよぎ、涼を運んでくれます。桃が収穫されるのは、この季節です。秋、カエデやイチョウは鮮やかに紅葉し、林檎・葡萄・栗など、さまざまな実りがもたらされます。本書では、様々な樹木にまつわる、世界各地の伝承や民話に残されたエピソードを紹介します。
目次
第1章 果実の伝説(モモ;アンズ ほか)
第2章 ナッツの伝説(アーモンド;ブナ ほか)
第3章 樹木の伝説(マツ;クリスマスの樹 ほか)
第4章 幻想の聖木(樹人;浮遊木 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桃水
2
2011/08/07:花の神話に引き続き、表紙買い。2011/08/07
decuno
1
いろんな樹木についての話がいろいろ乗ってる本。出来ればもっとたくさんの植物の神話とか話をのっけて欲しかったな。2012/03/08
えすてい
0
内容や神話は結構濃いけど、カバー裏に書かれているにもかかわらずハブられてる樹木も少なくない。「花の神話」に登場したからかもしれないけど、サクラやウメがそう。「樹木の伝説」ではモモ・アンズ・アーモンドがバラ科サクラ属で登場する。誕生花が設定されてない植物も少なくないが、誕生花は西洋で生み出されたものなので、西洋人がヨーロッパに持ち込まなかったり定着しなかった植物には誕生花としてつけられてないそうだ。2017/07/05
mayumi
0
樹木についての知識も学べる面白い本。ただ図書館から借りた期間中にはじっくり読めなかったので、ぜひ再読したい。2011/09/25