図説 武術事典

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  • サイズ A5判/ページ数 273p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784775301913
  • NDC分類 789
  • Cコード C0075

内容説明

日本伝統の武術及び武術の持つ文化的側面にわたる100の事項を設定し、図版・写真とともに論説した総合解説書である。

目次

第1章 地之巻(日本武術の定義;日本武術の種目 ほか)
第2章 水之巻(形;礼法 ほか)
第3章 火之巻(剣術;二刀術と小太刀術 ほか)
第4章 風之巻(剣道と剣術;柔道と柔術 ほか)
第5章 空之巻(伝書;形の名目 ほか)
資料編

著者等紹介

小佐野淳[オサノジュン]
山梨県富士吉田市出身。東海大学政治経済学部卒。高等学校教諭となり、現在に至る。国際水月塾武術協会(ISBA)・台湾彰化県振興社金鷹拳協会日本分会・日本総合武道研究所を主宰。武術歴―柳生心眼流兵術、大和道、中国武術を神奈川県西部多喜雄師範に学ぶ。柳生心眼流兵法術を東京都の島津兼治師範に学ぶ。浅山一伝流柔術を宮城県の佐藤泰師範に学ぶ。力信流棒剣術を静岡県の美和靖之師範に学ぶ。穴沢流薙刀を埼玉県の五十嵐きぬ師範に学ぶ。渋川一流柔術、浅川一流棒術を広島県の谷田朝雄・畝重実のの両師範に学ぶ。柳生心眼流兵術を宮城県の武田軍虎・遠山国男・奥山清太郎の各師範に学ぶ。神道無念流立居合を青森県の小瀬川充師範に学ぶ。兵法二天一流、新免二刀流剣術を長野県の荒関富三郎師範に学ぶ。天道流武術を和歌山県の阿部豊子師範に学ぶ。柴真揚流柔術を香川県の町川清師範に学ぶ。台湾彰化金鷹拳を彰化市在住の数名の教練に学ぶ。昭和57年、水月塾を設立し、道場制定形を編成して後進の指導に当たる。平成14年、団体名を国際水月塾武術協会と改め、ドイツに海外本部を置いて伝統武術の国際的普及に乗り出す
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソノダケン

1
おなじ版元の牧秀彦『図説 剣技・剣術』と対照的に、「非現実的な面が多い」と居合に厳しい。でもそれを言うなら、現代日本で真剣をふりまわす機会自体ありえないのでは。武術を歴史に位置づけようとする意図が感じられ、明治期は平民に門戸がひらかれ地方で武術が隆盛したなど、教えられる点も多々あった。鎖鎌とかマイナーな流派にもくわしい。2015/02/02

読破

0
武術が流儀の伝承であることや宗家制度のない完全相伝であることなど。2018/01/08

宵子

0
日本の武術についてのみをのべたもの。まぁ、影響を与えた中国武術にも触れているが。図がたくさんあって見やすいが、当時の絵なので、萌えなどを求めてはいけない。資料編には、旧国名日本地図と単位の表もある。

すがし

0
武“術”に関する本というよりも、いささか思い入れ過剰な武術史の本という感じ。無用とはいわないが眉唾な話が多い。でも日本の旧国名一覧と尺貫法の一覧表は便利。2010/06/22

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