内容説明
日本伝統の武術及び武術の持つ文化的側面にわたる100の事項を設定し、図版・写真とともに論説した総合解説書である。
目次
第1章 地之巻(日本武術の定義;日本武術の種目 ほか)
第2章 水之巻(形;礼法 ほか)
第3章 火之巻(剣術;二刀術と小太刀術 ほか)
第4章 風之巻(剣道と剣術;柔道と柔術 ほか)
第5章 空之巻(伝書;形の名目 ほか)
資料編
著者等紹介
小佐野淳[オサノジュン]
山梨県富士吉田市出身。東海大学政治経済学部卒。高等学校教諭となり、現在に至る。国際水月塾武術協会(ISBA)・台湾彰化県振興社金鷹拳協会日本分会・日本総合武道研究所を主宰。武術歴―柳生心眼流兵術、大和道、中国武術を神奈川県西部多喜雄師範に学ぶ。柳生心眼流兵法術を東京都の島津兼治師範に学ぶ。浅山一伝流柔術を宮城県の佐藤泰師範に学ぶ。力信流棒剣術を静岡県の美和靖之師範に学ぶ。穴沢流薙刀を埼玉県の五十嵐きぬ師範に学ぶ。渋川一流柔術、浅川一流棒術を広島県の谷田朝雄・畝重実のの両師範に学ぶ。柳生心眼流兵術を宮城県の武田軍虎・遠山国男・奥山清太郎の各師範に学ぶ。神道無念流立居合を青森県の小瀬川充師範に学ぶ。兵法二天一流、新免二刀流剣術を長野県の荒関富三郎師範に学ぶ。天道流武術を和歌山県の阿部豊子師範に学ぶ。柴真揚流柔術を香川県の町川清師範に学ぶ。台湾彰化金鷹拳を彰化市在住の数名の教練に学ぶ。昭和57年、水月塾を設立し、道場制定形を編成して後進の指導に当たる。平成14年、団体名を国際水月塾武術協会と改め、ドイツに海外本部を置いて伝統武術の国際的普及に乗り出す
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